下町情緒満点激渋立呑処 兵庫西明石 「弐拾番」

【兵庫】西明石

西明石編の2軒目はインスタの投稿で見て気になっていた「弐拾番」へ行ってきた。

ここ、15:00オープンと周辺のお店と比べると早い方なので開店と同時に人がゾロゾロと流れ込んでくる。

どうやら西明石にも飢えた飲兵衛はたくさん生息しているようだ。

さぁ西明石のディープなところを見させてもらいましょうか。

今回は土曜日の15:00頃、2人カウンター席で乾杯してきた。

「弐拾番」店内の雰囲気

お店はJR西明石駅の東口から出て、海側(南側)の方へ歩いて2、3分のところにある。

JR西明石駅の海側(南側)は下町風情が漂っており、初めて来たにも関わらずどこか懐かしく感じる。

昔ながらの駄菓子屋さんやおもちゃ屋さん、八百屋、喫茶店などが軒を連ねる光景は実にノスタルジック。

そんな素敵な街並みを抜けると、赤いランプが点滅している。

何事かと近づいてみると今回の目的地である弐拾番(にじゅうばん)ではないか。

「ちょっと一杯立呑み処」

こんな素敵な文字を発見したら

今日は休肝日にしようかな。

なんて思っていても吸い寄せられるように入ってしまいそうだ。

今日は休肝日ではなく闘肝日(そんな言い方聞いたことない)なので気にせず暖簾をくぐり入店。

お店はコの字カウンターの立ち飲みスタイル。

そう、私が1番好きなパターンの造りである。

目の前に揚げ物を調理するコンロがあるということはここが特等席ということだ。

この昭和にタイムスリップしてしまったかのような雰囲気に、飲んでいなくても酔ってしまいそうである。

メニューは壁面の大きなホワイトボードに書かれている。

正直、この雰囲気のお店なのでフードの種類はそこまで期待していなかった。

しかし蓋を開けてみればこの膨大なラインナップ。

これは嬉しいサプライズだ。

そのうえ1番高くても刺身3種盛りの550円とかなりリーズナブル。

ドリンクも大瓶が550円とそこまで高くなく、安くでしっかり楽しめそうだ。

メニューも一通り確認したし、飲んでいきましょうか。

「弐拾番」いざ実食!

瓶ビール(大) 550円

クラフトビールも好きだが、やっぱり私はアサヒスーパードライが好き。

このスッキリした飲み口。

これを飲むと今日も飲んで食べるぞー!と気合が入る。(飲酒スイッチオン!)

カツオのにんにくマヨ和え 400円

初手から結構攻めたメニューにチャレンジ。

カツオにマヨネーズが合うというのは私のバイブルである美味しんぼで学んでいたので、思い切って注文してみた。

見るからに背徳感満載のカツオを一口食べてみると、、、

ムッチリねっとりしたカツオとぼってりマヨネーズ、そこにみじん切りされたにんにくが合わさり激美味。

噛むほどににんにくの香りが強くなっている気がするのは私だけ?

にんにくの香りが足音を立てながら追いかけてくる。

それから逃げるにはビールを飲んで口の中をリセットするしかない。

そんな攻防を繰り返していると早くも大瓶1本開けてしまった。

これは恐ろしいビール泥棒だ。

大羽イワシのフライ 400円

ここでいっちょ揚げ物が食べたくなったのでイワシフライを注文。

荒目のパン粉をまとった肉厚のイワシが目の前で揚げられている風景を眺めているだけで飲める。

しかし、それだけでは満足できないのが人間の性である。

別添えのソースをたっぷりかけて頬張ると

ザクザクアツアツウマウマだ。

途中でマヨネーズをつけて味変すれば2度美味しい。

あ、ソースを少しこぼしてしまった。

どうしようかと周辺をキョロキョロしていると

テッシュはカウンターの下にあるとのこと。(ティッシュではないらしい)

そんな絵文字あったんや〜という驚きと同時に、大将の優しさを感じる素敵な注意書きである。

炙りしめサバ薬味和え 400円

食欲が止まることを知らない我々は、なんとも飲兵衛泣かせなアテを注文。

脂の乗ったしめサバを炙り薬味と和えた逸品。

これがたまらなく美味しかった。

ジュワッととろけるようなしめサバとかいわれの苦味がマリアージュ。

みょうがも少し入っていたような気がするな。

私の好きなものしか入っていない。

このメニューたまらない。

鯛カブト焼き 200円

200円という激安価格に惹かれて注文したカブト焼き。

食べれる部分がどれほどあるのかと心配であったが、意外と身が多くて儲けた気分になった。

頬肉はもちろんのこと、裏側にも食べれる部分が多くて良き。

控えめな塩味が鯛の味を引き出すことで、より美味しく感じた。

ちなみに私は目玉も食べる派ですが皆さんはどうでしょうか?

サバ缶ガリ和え 400円

本日3品目の和え系メニュー。

このメニューがここの〆。

想像していた量のちょうど倍で届いたガリ和えはお酒との相性抜群だ。

まずガリだけで飲める、次にサバ缶だけで飲める、最後に一緒に食べて飲めるという三刀流選手。

もしかしたらこのメニューがアテ界の勢力図を変えてしまうかもしれない。

そう、大谷翔平がメジャーの記録を塗り替えているように。。。。

ここまで書くと大袈裟かもしれないが、本当にこの1品で永遠と飲めそうな気がする。(量も多いしね)

全てのフードを食べ終え、名残惜しさを残しつつもお会計。

そう、この名残惜しさを残すのが大切なんだよね。

腹八分目みたいなこと。

ちょっと足りないくらいが実はちょうどいい。

これに気づけている時点で大人なんだよな。たぶん。

さぁ、もう少し西明石の街をウロウロしてみよう。

まだ太陽も家に帰っちゃいないしな。

「弐拾番」行ってみた感想

素晴らしい雰囲気の立ち飲みだった。

コの字カウンター席、センスのいいフード、安いドリンク、ワイワイとした大衆的な雰囲気。

全てが私の好みと一致した。

次、西明石に用事があったらまた寄ってしまうと思う。

あの赤いランプが光っていたら吸い寄せられると思う。

それくらいいいお店だった。

うん、お気に入りのお店がまた増えた。

ごちそうさまでした!!!

「弐拾番」詳細

【 住所 】兵庫県明石市西明石南町2-18-4 GoogleMap

【 電話 】070-4415-7958

【営業時間】月〜土 15:00〜22:00

【 定休日 】日

【 席数 】オールスタンディング15名程度

【 喫煙 】全席喫煙可

【支払方法】現金のみ

9月4日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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