タイトルで結論を言ってしまうパターンから始まる文章は展開し辛い。
それは分かっているものの、これ以外のタイトルが思いつかない。
そんなぼーっとする状態に陥ってしまう理由は大抵昨日飲みすぎたからである。
この記事を書いている今日の私も、昨日のお酒がわずかに残り頭が働いていない合法麻薬の犠牲者の1人。
昨日は京都に飲みに出掛けた。
快晴の空の下お昼に集合し、強い紫外線で火照った体をお酒で冷ましていく。
結局合計5軒ハシゴし、ビール、日本酒、ジン、ワインという盛大なちゃんぽんをぶちかます。
日頃1人で飲む時は1日2種類までと決めていたものの、昨日は楽しすぎてつい飲みすぎた。
ジンの勉強をしながら3種類のジンをテイスティングするなんて粋なこともしてしまった。
あれは本当に楽しかったから、読者の皆さんにも強くオススメしたい。
詳しくは今後投稿する予定の「季の美」の投稿内容を参考にして欲しい。
5軒ハシゴしたものの飲み始めが昼だったので解散時間が早く、きちんとお風呂に入れたし日課のスキンケアもきちんとこなせた。
ドライヤーし歯も磨き、水分をたっぷり摂取した後、いつもより1時間も早く寝た。
それにも関わらず朝起きると頭がぼーっとするのだ。
昨日飲み始める前にヘパリーゼまで飲んで準備したのに⁉︎
ヘパリーゼって効かないんじゃないの?
と思うかもしれないが、ヘパリーゼを飲んでいなかったら朝起きることもできていなかったかもしれない。
ウコンと比べると、よっぽど効果があると私は全幅の信頼を寄せている。
では、なぜ朝起きた時にぼーっとしてしまうのか。
それはお酒を飲んだ翌日の宿命だからだと私は思う。
お酒を飲んだら無条件で頭がぼーっとするということを神様が決めてしまったんだろう。
太陽神ラーなのかイエス・キリストなのか、イエス高須クリニックの医院長なのかは知らないが
おそらく酒神様が決めたんだろう。
「お酒飲んだら美味しいし楽しくなるから、その分次の日苦労するようにしとくね〜」
なんてやりとりが酒神様とアダムとイブペアの間で交わされたのだろう。
安直に「分かりました〜」と受け入れたのであれば、怒ってやりたいものだが、神話の中にはなかなか潜り込めない。
そうと分かれば「お酒を控える努力をすればいいじゃない」と簡単にいう人も多い。
そんなことを言う人は
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と言ったマリー・アントワネットのようにギロチンにかけられた方がいい。
とまでは言わないが、それが簡単にできていれば苦労はしないよという話である。
飲兵衛はなんでもお酒を飲むのに繋げてしまうらしい。
月曜日は今週頑張るために、火曜日は2日頑張ったから、水曜日は週の真ん中だから、木曜日は今週もあともうちょっとだから、金曜日は今週頑張ったから。
週末は休みだから、雨の日は湿気が溜まっているから、花粉の時期は喉を洗い流すために。。。
と無限に飲むための理由を作り出す。
しかし、私は禁酒した方がいいと思っているのだ。
将来の自分のため、長くお酒を楽しむためにも体のメンテナンスは欠かせない。
老化しないために、作業効率を保つために、痩せるために、頭がぼーっとしないためにと理由を並べてみたはいいものの、やはり完全に禁酒するのは難しい。
お酒を飲むことで得られるメリットの方が大きいと感じてしまうためである。
禁酒するのが難しいとなれば休肝日を設けるしかないのだ。
そう思い立ち、最近は週5日の休肝日を設けるようにしている。
基本的には月〜木、日を休肝日、金、土を解放日と決めて実行している。
たまに週中で飲む時は金曜日を休肝日としている。
週末もどちらかを休肝日にすればいいかというくらいの緩さで、あくまでストレスのかからない程度にやっている。
やはりお酒を飲まなかった次の日は調子がいい。
頭の回転も速いし、文章を頭の中で組み立てながら書くことができる。
作業効率は上がるし、勉強も捗るし、肌の調子もすこぶるいい。
良いことしかない。
そう分かっているものの、禁酒までは決意できない。
味の濃いものにはやっぱりお茶ではなくビールを合わせたいし
セレッソ大阪の勝利はビールで祝いたいし
自分へのご褒美はコーラではなくやっぱりビールにしたい。
つくづく、どこまでも酒欲深い。
でも分かっている、禁酒した方がいいってことを。
頭では理解しているものの、今日も目で赤提灯を追ってしまう。
ハッピーアワーという文字を見て瞳孔が開く。
ごん太周年祭のチラシを見て心拍数が上がる。
完全な禁酒は来世の自分に期待し、さぁ今日も飲みに出かけることにしよう。
待たせてごめんねビールちゃん。
これからもずっと一緒だよ。