この日は文字通り可愛いがっている後輩たちとの食事会。(ちょっと言い方キモいな)
どこにしようかなと考えていると、個人的にお好み焼きが食べたい気分だったので南京町にある「さか田」へ行ってきた。
後輩たちが仕事で悩んでいることや辛いことでも聞いてやろう。(そんな気は全くなし)
今回は水曜日の18:30頃、3人テーブル席で乾杯してきた。
「さか田」店内の雰囲気
お店は日本三大中華街の1つである神戸南京町の中にあり、各線元町駅からは歩いて6分ほどの位置にある。
南京町は昼間は観光客や海外からの旅行者でワイワイガヤガヤしているが、日が落ちてからは地元の人が飲みに来るようなエリアに変貌する。
実際、近くには私がお店選びに困った時によく行く「あそこ」や洒落た雰囲気が魅力的な「旧常時」などがあり、実は飲兵衛にこそおすすめしたいエリアなのだ。
しかし難点が1つ。
それは夜の南京町はとても暗いうえに路地が何本もあるのでお店を見つけにくいことだ。
そのため、さか田を見つけるのも最初は難しいかもしれない。
元町商店街から向かう場合、神戸大丸を背に歩く時はタピオカミルクティやソフトクリームを販売している「MIXUE」を超えてすぐに左に曲がるとお店がある路地に入ることができる。
路地選びに成功すると、、、
煌々と光るこの看板を発見することができるはずだ。
とてもシンプルながらどこかお洒落なデザイン。
都会のオアシスを思わせるボタニカルで洗練された植物の数々。
これは細身でシュッとした店主が映えをメインにやっている鉄板焼き屋さんに違いない。
なんて思う人も多いかもしれないが、そこは安心して欲しい。
その理由はそんなお店に私が何度も足を運ぶことは絶対にないからである。
ガラガラっと扉を開けて予約した名を伝える。
お店はカウンター席とテーブル席があり、3人以上であればテーブル席に案内される。
奥に写っているのが店主である。
見るからに美味しいものを作り出してくれそうなビジュアルがなんとも可愛い。
GoogleMapの口コミで店主が怖いとか対応が悪いとか書かれていたが、実際はそんなこと全くない。
逆に凄く丁寧で好印象。
たぶん痔のお客さんのことを気遣ってこの椅子をチョイスしたんだろうなと思えるほどに接客はいい。
確かに悪役プロレスラーみたく強面であることは認めるが、実際は優しいんだし、人を見た目で判断してはいけないぞ。(誰に言っているのか)
店主を褒めるのはこの辺にしといてメニューを確認していこう。
相変わらずの豊富なラインナップに何を頼もうかとワクワクしてくる。
適当にアテを食べながら飲んで、最後に炭水化物で〆ることにしようかな。
それなら最初はやっぱりあの辺だよね。(どの辺?)
よーーーし、飲んでいこうか!
「さか田」いざ実食!
ビール中ビン 600円
えーと、何頼む?からの流れで行く着く先は大抵瓶ビールだ。
寒くなってもそれは変わらず、今年もどうやら一緒に年を越すことになりそうだ。
ピリ辛胡瓜 380円
初手はやはりあっさり胡瓜くらいから始めるのがちょうどいい。
ピリ辛に仕上げられた胡瓜はビールとの相性抜群。
さぁ飲む準備運動は整ったぞ〜!
せせり 650円
個人的に大好きなせせり、やはり今回も漏れずに注文。
噛むほどに旨味が押し寄せるせせりは飲兵衛からの支持率80%超えだろうなと有権者の私は思う。
このぷりっとした食感と強い旨味に私はもう虜だ。
ゆでタン 580円
こちらのメニューがまさに絶品だった。
分厚めにカットされたタンに辛子と醤油をちょっとつけて食べれば昇天間違いなし。
牛さん(もしかすると豚さん)との濃厚なディープキスは旨味が強くて情熱的。
サクッとした食感も相まって、一度食べたら絶対に沼っちゃうよ。
昇天したり沼にハマったりと忙しいが、とにかく美味神なので絶対に食べて欲しい逸品だ。
あと、辛子は絶対につけてね。
写真がブレブレすぎて載せれないんだけど、だし巻きも頼んでいた。
強面店主が丁寧に鉄板で焼き上げるだし巻きもかなり美味しい。
くるくる巻いていく工程は見ていて楽しいし、食べた時の美味しさを増してくれる。
焼きめし 780円
鉄板で豪快に焼き上げられた焼きめしもかなりイケる。
具材はシンプルで味付けも濃くなく割とあっさりした仕上がり。
味付けのベースは、、、、多分ウスターソースかな?
パラパラ焼きめしは鉄板の上で加熱され続けることでパラパラさが増し、最後らへんはおこげのような部分が出てくるのでいつまで経っても美味しいままだ。
鉄板で作られた焼きめし、そのクオリティの高さに思わずスタンディングオベーションを送ってしまった。(心の中で)
ミックスモダン焼き 1250円
満を持して登場した本日の主役。
本来であれば海鮮ミックスモダンなのだが、この日はその中のイカがなかったようで、急遽豚肉が仲間入り。
直前まで豚モダンにするか悩んでいたのでこのハプニングはかなりラッキーだ。
生地は広く薄くてパリッ、そばはしっかり焼かれているのでザクッと食感。
この2つの食感が食べていてなんとも楽しい。
エビやタコは大ぶりで食べ応え満点、そこに豚の旨味もプラスされているので、これが最強のモダン焼きだと言っても過言ではなさそうだ。(最強とは?)
鰹節や青のりはテーブルに置かれているので好みの量かけて食べよう。
ちなみに鰹節はかなり細かいタイプで実に私好みだ。
最後まで大満足、やっぱりここにして正解だった。
ふー、結構食べたしそろそろ行こうか。
後輩がトイレに行っているうちにお会計、なんてスマートなことができるタイプではないのが玉に瑕。(いやそれ以外も瑕だらけやろなんて意見は聞きません。)
お、まだ20:00前。
もう1軒行こうかと、嫌がる後輩の首根っこを掴み引きずりながら2軒目に向かう。
モラハラ?アルハラ?セクハラ?
そんな言葉、私の辞書には載っていませんので悪しからず。
「さか田」行ってみた感想
やっぱりいいお店だった。
強面だが優しい接客が特徴的な店主が作り出す繊細で豪快な料理たちはどれも美味。
アテの中ならゆでタンが特におすすめだ。
モダンも焼きめしも絶品。
お店の雰囲気もよろしい。
週末は混むので予約推奨。
また来よう。
ごちそうさまでした!!!
「さか田」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区元町通2-1-8 GoogleMap
【 電話 】078-333-9017
【営業時間】月水〜日 17:30〜翌0:00頃
【 定休日 】火
【 席数 】15席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
11月27日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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