
ちょっと時間をおいたらなんだか食欲が復活する、なんてことよくあるよね。
まさにこの日がそれで、空いた小腹を満たすべく、久しぶりに「金山園」に行ってきた。
べ、別に財布に余裕がある訳じゃないんだよ。
私は単純にここの雰囲気と味が好きなだけ。
今回は金曜日の21:30頃、2人カウンター席で乾杯してきた。
「金山園」店内の雰囲気
お店は各線三宮駅から歩いて8分ほどの位置にあり、近くには「がんだれ」や「串カツ居酒屋東」、隣に「餃子 青島」がある飲兵衛御用達のエリアと言えるだろう。
この日はすでに3軒はしごしているにもかかわらず、少し散歩したらお腹が減ってしまった。
そんな時は中華だよな!
と意気揚々と金山園に向かって歩き出した私たち。
テクテク歩くこと数分、無事お店に到着しガラガラっと扉を開くと割と席が埋まっている。
お、これは満席か?
と思ったが、2席だけカウンター席が空いており、無事着席することに成功した。

カウンター席からの眺めはよく、テキパキ働くお母さんたちの動向がよく見える。
こういう真っ赤なテーブルの町中華ってちょっと憧れるよね。
さぁ、早速メニューを確認していこう。

うんうん、やっぱりちょっと高いよね。
ブルジョワ町中華と私が名付けた金山園は、久しぶりに来てもやっぱり高かった。
しかし、味は間違いないという確信があるからまた来てしまうんだ。
いつも通り瓶ビールを注文。
早速届いた黄金色の液体で喉を潤しながら、料理を考えていこうかな。
「金山園」いざ実食!

瓶ビール(大瓶) 850円
真っ赤なテーブルに映える大瓶という、まるでアートな景色にワクワクが止まらない。
1口飲むと、あれ?
いつもより美味しい気がする。
こ、これは4軒目だから?
いや、雰囲気がいいからか?
もしくは、、、、、値段が高いからか?
なんて意味のないことを考えていると届いた、、、

焼餃子 480円
大瓶が届いたのと同時に頼んだ焼き餃子は、本当に一瞬で出てくるこの店の名物だ。
ここの女将さんは魔法使いなのか?
高温でパリッと焼かれた皮が香ばしく、中の餡はいい意味でもったりしてて結構美味しい。
餡にしっかりと味がついているのでそのままでも十分美味しいが、、、

テーブル調味料トリオを駆使すれば、より美味しく食べることができるかも。
左から順に
味噌ダレ、にんにくダレ、ラー油系ダレ
個人的にはにんにくとラー油系をブレンドするのがお気に入りだが、この日はなぜかそのままで餃子を完食してしまった。
おそらく少し酔っていたんだろう。

砂ずり炒め 1000円
正直パッとしない、なんの変哲もないシンプルなビジュアル。
砂ずりともやしとニラという具材もシンプル。
しかし、1口食べるとその美味しさにびっくり仰天すること間違いなし。
ぶりんとした砂ずりとシャキシャキ野菜の食感のコントラストが素晴らしい。
そのうえ、具材のポテンシャルを最大限に引き出すために、味付けには一切の無駄がない。
本当に塩胡椒と鶏ガラスープだけで味付けしているんじゃないかな?
シンプルながら奥深い、こういうのが食べたくてここに来てんだよ!
と声を大にして言いたくなるような絶品メニューだ。

鶏の足 600円
メニュー欄に大きく掲載されていて気になったので注文してみた鶏の足。
その名の通り、シンプルに茹でただけの鶏の足だ。
美味しいのか?と疑心暗鬼に1口。。。
こ、これは、、、美味い。
プルプルの食感で歯がなくても食べれそうなくらい柔らかく、溶けるという表現が1番しっくりくるような不思議な感覚。
それに加え、ほんのりとついた塩味の加減が絶妙で、1つまた1つと気がつけばパクパク止まらない。
唯一の難点はガラが多くて、可食部分があまりないことくらいか。
しかし、普段から豚足を好んで食べているのでそこまで気にならなかった私。
骨の周りの肉が1番美味しいんだよ!
と言いながら鶏の足にむさぼりつくおじさん、、、
シンプルに見ていられない。
でも、美味しいんだから仕方ないじゃない。
ビールのペースを加速させる鶏の足、これはマジで美味しいぞ。
そろそろお腹もいっぱいになってきたので〆を注文していこうかな。

ちまき 700円
〆にチョイスしたのは中華風ちまき。
私、ちまき大好きなんですよ。
もちもちのお米に具材の旨味がたっぷり染み込んだちまきを、ハフハフ言いながら食べるのがなんとも好きだ。
ここのちまきには何が入っているんだろうかとワクワクしながら割ってみると、具材はシンプルに鶏肉のみ。
お、これは潔いちまきなこと。
1口食べてみると、もちもちお米に鶏肉の旨味がしっかり染み込んでおり、シンプルながらかなり美味しい。
このお店の味のベースである鶏ガラスープが美味しいんだろうな〜
と実感できる味付けに、満腹のはずが箸が止まらない。
あっという間に完食、大瓶完飲。
ふーーーーっと一息、なんとも幸せなため息だ。
隣のお兄さんがずっとハイリキ飲みながら葉巻嗜んでいるのを横目にお会計。
お店を出た瞬間自然と口からこぼれる
美味しかったね〜という言葉。
そう、このお店、高いだけじゃなく本当に美味しいお店なんだよ。
財布に余裕がなくても定期的に来たくなる。
そんな魅力の詰まった町中華。
こんなお店がずっと続いて欲しいと切に願う、私はそんなお年頃。
「金山園」行ってみた感想
やっぱりいいぞ金山園。
値段は確かにちょっと高いが、それだけの値打ちがあるから来たくなる。
初めて食べた鶏の足は最高のアテで、1人だったらこれと大瓶でしばらく楽しめそうだと感じた。
次は何を食べてやろうかな〜。
今からその時が楽しみだ。
ごちそうさまでした!!!
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「金山園」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-5 GoogleMap
【 電話 】078-331-2372
【営業時間】月〜土 18:00~25:00
【 定休日 】日祝
【 席数 】28席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
2月22日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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