人気大爆発の狭小立呑み 京都河原町 「立ち呑みしゃーぷ」

【京都】河原町

アルコールを入れながら「スタンドうみねこコト」で時間を過ごしたのは訳がある。

それは今回の京都遠征の大本命である「立ち呑みしゃーぷ」の開店を待っていたからである。

なんとしてでも来たかったお店は京都河原町の小川の近くにひっそりと佇んでいた。

今回は金曜日の17:00過ぎ、1人カウンター席で乾杯してきました。

「立ち呑みしゃーぷ」店内の雰囲気

私が到着した時はまだ辺りは明るく、世間はまだ働いている時間だった。

こんな明るい時間から飲んでもいいのか?

なんて罪悪感を微塵も感じることなく席につく。

お店は想像していたより5倍は狭く、少し心配になる。

開店してまだ5分。

しかし、先客が2人。

そのうち1人は店主と仲良く話しているスーツの男性。

ハキハキとしており、清潔感のあるスーツの着こなし。

後に分かったことだか、私の飲んでいるビールの営業さんとのことだった。

あえて名前は出さないがやはり大手企業の営業マンというのは

優秀なのが雰囲気からして周囲に伝わるようだ。

そんな話はさておきメニューを見ていこう。

お店の至るところに貼ってある札には

なんとも魅力的な呪文が色々と書かれてある。

こんな名前の呪術であればかけてもらいたいとも思った。

ただ、ゼロイチだけはやめて欲しい。

せめてアルコールが含まれている呪術でお願いしたいものである。

フードメニューは店主の後ろにある黒板に書かれており

どれも私の食欲を刺激してくるラインナップである。

魚メニューが割と多く

健康になれそうだな

なんて思ったものの、そんなはずないよなとすぐに自分で否定する。

可愛い箸袋に見守られながら注文したのは

アサヒマルエフ中瓶

しかし、店主から

「今キャンペーン中でトリプル生が380円と200円も安いんですが、、、」

なんて言われて断れる人間は

家の蛇口から石油が出ている人

もしくは、悪の組織に注文権を握られている人のどちらかであろう。

二つ返事で快諾すると

栓を抜く「スポッ」という音と共に

京都の空が暗くなる気配を感じた。

「立ち呑みしゃーぷ」いざ実食!

トリプル生中瓶 380円

お得なキャンペーンに心奪われ頼んだトリプル生。

この中瓶は最近発売されたとのこと。

家ではたまに飲むけど、確かに瓶で見たことはなかったな。

すっきりした飲み口と爽快な喉越し。

どちらかというとスーパードライのようなテイストで個人的には気に入っている。

また会うことがあれば飲みたいなって思える程に美味しい。(安ければ、、、)

ここまで誉めておけばあの優秀な営業さんも

安く飲ませて損したわ!

と怒ってくることはないだろう。

一品目のアテに選んだのは

肉詰め万願寺天ぷら 398円

万願寺とうがらしフリークとしては見逃せない一品。

数多くの万願寺とうがらしの天ぷらを食べてきたが

肉詰めにされているのは初めて。

その断面は官能的であり隠微な魅力が溢れている。

それは直視していいものか32歳になった私でも悩むほど。

しかし、思い切って食べてみるとまさに美味神。

ザクザクした衣をまとった万願寺とうがらしはホクホクしており

中に詰まったジューシーなミンチを包み込んで離さない。

ポン酢(多分)をつけて食べればさっぱりした表情も見せる。

この天ぷら只者ではない。

なんて幸せな気分に浸っているといつの間にかお店は満席。

本当に満席という言葉が似合うお店で

その具合はまるで満員電車さながらである。

空いているかという問い合わせの電話も次々掛かってくる。

ちょっと凄いお店に来てしまったな。

と今更思うが先に入ったもの勝ちだよなと言わんばかりに

追加注文していく私。

今年一番のわがままをここで発揮してしまったようだ。

ほたるいか 298円

ポテサラ 80円

どちらも意味分からないくらいにハイコスパ。

その上美味しい。(ご覧の通りという言葉を使っても間違いではなさそう)

酢味噌に絡んだほたるいかは言わずもがな絶品。

ポテサラも高菜が混ぜられた他では食べれない味で美味しい。

日本酒という候補も浮かんだが

なぜかこの日はトリプル生の中瓶をおかわり。

少し後半戦のことが頭をよぎった。

ここで日本酒飲んだら次がしんどいぞ。

過去の経験から弾き出されたのはとても現実的な自分へのアドバイス。

それを素直に聞ける程大人になったんだな俺。

一年前の俺に教えてあげたい。

自分で調べた京都のお店は結構当たりだよ。ってことを。

絶対にもっと色々あるだろとツッコミたくなるがそれは一旦ここに置いていこう。

ネガティブな言葉を抱えたままでは

道路が狭い京都の街を歩くには不便だし疲れるからね。

こっちの角度から見てもやっぱり狭いな。

しかし、狭い分人との物理的な距離だけでなく心の距離も近くなれる気がした。

なんだか温かい気持ちになれたし足取りが随分と軽くなった。

この調子でもう少し京都の街を散策してみよう。

「立ち呑みしゃーぷ」行ってみた感想

人気爆発している理由は入って5分で理解できるお店です。

フードのレベルとコスパの良さはもちろんのこと、

お店の雰囲気や大将の人柄、お客さんの質まで良い。

ギュウギュウになったら普通ちょっと嫌だな〜

なんて思うけどここでは誰も全く思っていない。(はず)

長居するタイプのお店ではないけど

少しの滞在時間でも確実に満足できるお店です。

京都に行く機会があれば絶対に寄ってみるべき。

そう断言できるレベルで良かった。

いや〜。素晴らしかったな〜。

ごちそうさまでした!!!

「立ち呑みしゃーぷ」詳細

【 住所 】京都府京都市下京区斎藤町140-17 GoogleMap

【 電話 】080-3812-8844

【営業時間】月、火、木、金 17:00〜24:00 土日祝 14:00〜22:00

【 定休日 】水

【 席数 】11席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金、電子マネー、PayPay可

3月26日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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