
やってしまった、本当に2日連続でスパイスカレーを食べてしまった。
しかし、ここ「スパイス酒場アッパー」のスパイスカレーは優しいから大丈夫。
なんの根拠もないけど、多分大丈夫。
今回は火曜日の18:00頃、2人テーブル席で乾杯してきた。
「スパイス酒場アッパー」店内の雰囲気
お店は各線三宮駅から歩いて3分ほどの位置にあり、先日行った「QUEST」から歩いて1分もかからない場所にある。
こちらのお店も誘惑の多い生田新道沿いにあり、4階にあるお店からはガールズバーやコンカフェのキャッチを見下ろしながら食事ができるという好立地だ。
ちなみに、お店の1階は餃子専門店もチャオチャオ餃子。
初めてくる場合はこのお店を目印にするといいだろう。

チャオチャオ餃子の裏側に周り、少々古めのエレベーターに乗って4階へ、チンと扉が開いたら向かって左手。
扉を開けて入ってみると、火曜日ということもあり先客はなし。
普段ならカウンター席に通されるところだろうが、この日は広いテーブル席に案内してもらえた。

なんとも強そうな店主がお出迎え、というのは冗談で、店主はニコニコしててご機嫌な雰囲気。
お水をいただきながら、今日のカレーですと差し出されたのは、、、

きゃわわなカレーのメモ置き?置き物?、、、これ何?
とにかく可愛い、これ欲しいな。
と内容が一瞬入ってこなくなってしまうんだが、よく見たら酒粕鯖レモンキーマというご機嫌な文字の羅列が。
とりあえずこのあいがけは頼むとして、、、

今日は他のものも食べてみたい気分なんだよね、とアテ系のメニューに視線を落とす。
前回頼めなかったこれらのメニューたち、とっても魅力的でなんともそそる。
スパイス系から大人系まで幅広いラインナップが揃う。
(大人系?ちょっとエッチなやつ?)

ドリンクメニューも結構いいぞ。
サントリー系メニューが並ぶものの、ビールはサン生、瓶は赤星という優等生。
角ハイとジムハイが同じ値段という良心的な価格設定からも、店主の優しさが滲み出ている。
しかしこの日は火曜日ということもあり、ガッツリ飲むというよりはじっくり飲みたい気分。
ちょっと珍しいが、この日は魅力的なアレを選んでみた。
さぁ、軽飲みスタートだ!
「スパイス酒場アッパー」いざ実食!

左から
カルダモンTAKE7(ソーダ割) 500円
シナモン梅酒(ソーダ割) 500円
スパイス料理に合わせるのはこちらのスパイス焼酎たち。
華やかな香りが鼻から抜けるカルダモン焼酎は、甘くなくスッキリしているので食中酒にピッタリ。
アップルパイを思わせるシナモンの香りが心地よいシナモン梅酒も絶品。
華やかなお酒たちに気持ちよくなっているところに登場したのが、、、

大人のタコさんウインナー 400円
全然エッチじゃないタコさんウインナー。
ではなぜ大人向けなのかというと、それはちょっぴり辛いから。
おそらくタバスコがブレンドされたケチャップで味付けされており、そこに黒胡椒が加わることで大人の味わいに仕上がっている。

なんで形がタコさんになっているだけなのに、こんなにも魅力が増すんだろうね。
舌に味が伝わりやすくなっているとか?
根拠のある理由をご存知の方は是非コメントで教えてくださいませ。
ちょっと私、辛いもの苦手なの〜
なんて人は傍に添えられたマヨネーズをつけて、マイルドにして食べるのがおすすめ。
初っ端から楽しませてくれるじゃねえか、と息巻いていると。

お魚のスパイシーカルパッチョ 800円
美しい見た目と魅力的なスパイスの香り、そこに独創的なアイデアが加わった魅惑のひと皿。
この日の魚には鯛の昆布締めが贅沢に使われており、800円という価格の限界に挑戦しているのかと不安になったのも束の間。
水菜と一緒に食べてみると、昆布締めの旨味とスパイスのマリアージュが美しく惚れ惚れとする味わい。
シンプルな鯛のお刺身ではなく鯛の昆布締めを使うことで、旨味がより増し味に深みが出ている。
これ、東京六本木で出したらひと皿3500円くらい取れるよ、いやマジで。
とこれだけでも十分満足できているんだが、ここに来たらやっぱりアレ食べないと終われないよね。

あいがけ 1200円
ここの〆はやっぱりスパイスカレー、しかもあいがけだよね。
左が泉酒造の酒粕鯖レモンキーマで、右が定番のスパイスチキンカレー。
真ん中に並ぶご飯の上に乗ったアチャールたちも彩り鮮やかで素敵。

この日のスペシャルカレーは酒粕鯖レモンキーマという変わり種。
酒粕は奈良の泉酒造のものを使用。
酒粕はコク深い味わいをカレーに加えてくれる魅惑のアイテムだ。
酒粕が溶けて少しだけドロッとしたカレーは、鯖と酒粕の旨味とレモンの爽やかさが共存した、まさに絶品。
優しいスパイスの香りと味わいも心地いい。

定番のスパイスチキンカレーはスパイシーかつコク深い味わいが特徴的。
フライドオニオンをトッピングすることで、コクや旨味、さらには甘みもプラスされているなという印象を受けた。
さらりとしたスタイルなので、隣の少しドロッとした酒粕鯖レモンキーマとの相性もいい。
後半は2種類を混ぜて食べるのがおすすめ。
相反するような2種のスパイスカレーだが、一緒に食べることで味の相乗効果が生まれ、美味しさがもう2段上がる気がする。
正直じっくり味わって食べたかったのに、気がつけば美味しすぎてガッツいてしまった私がそこにいた。
いつになったら自分をコントロールできるようになるんだろうか。
とクヨクヨ考えそうになったが、こんなにカレーが美味しいのがいけないんだよな。
(大人の責任転嫁エグい)
店主の優しさをビンビンに感じる優男系スパイスカレー。
仕事が上手くいかなかった日は抱きしめてくれて、絶好調の時は一緒に楽しんでくれる。
そんな優しくて甘々なここのスパイスカレーのように私はなりたい。
スパイスをたっぷりと効かせた感じでね。
「スパイス酒場アッパー」行ってみた感想
店主の優しさがカレーに滲み出ていると言っても過言ではない絶品のひと皿。
定番のスパイスチキンカレーが美味しいのはもちろんのこと
やはり気になるのはスペシャルカレーだよね。
日替わり週替わりでメニューは更新されていくから、気になる方はインスタをこまめにチェックだ。
もっとガッツリ飲みたい時に、店主こだわりのスパイスおでんとか食べてみようかな。
元気が出ない時、ちょっとでも気分を上向きにしたい時にもおすすめ。
ごちそうさまでした!!!
「スパイス酒場アッパー」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区中山手通1-1-2 ニシダビル 4F GoogleMap
【 電話 】非公開
【営業時間】水〜月 12:00〜15:00 18:00〜23:00
【 定休日 】火
【 席数 】10席ほど
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ(不確か)
6月26日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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