神戸三宮・元町エリアには数多くの餃子をウリにしているお店があり、ここ「餃子青島」もその中の1つだ。
町中華激戦区の神戸で長年高い人気を保っているのはなぜなのか。
その理由を確認すべく、重い体に鞭を打ち向かってみた。
今回は金曜日の20:00頃、2人テーブル席で乾杯してきた。
「餃子青島」店内の雰囲気
お店は各線三宮駅から徒歩5分ほどの位置にあり、並びにはセレブの町中華「金山園」がある。
この辺りは飲兵衛なら一度はフラフラしたことがあるのではないだろうか。
お店の前には煌々と光り輝く大きな看板がそびえ立ち、飢えた飲兵衛たちを待ち構えている。
お店は2階にあるようだ。
体重のせいで痛む膝をかばいながら階段で2階へ上がっていく。
階段の途中に美味しそうな看板が設置されているので、途中で挫けず登り切ることができた。
これもおもてなしの1つということだろうか。
お店の前に無事到着すると入り口の付近で3人組が飲んでいるではないか。
え、そんなに人気なの?
と、いきなり面食らうも席にはすぐに案内してもらえてほっと一息つく私。
どんなにいいお店でもお店の入り口で飲むのは嫌なんだよな〜。
だって来る人全員に挨拶しなくちゃいけないでしょ?(登山と一緒)
と面白い冗談はさておき(そんなに面白くないぞ)、店内に案内してもらって最初に感じたことは狭い!!!ということ。
お店の看板からは想像できないこのコンパクトな造り。
ワイワイガヤガヤという言葉が似合う店内は常に満席状態。
スッと入れたのはかなりラッキーだったみたいだ。
席は4人掛けテーブルが3席と2人掛けが2席、それと入り口付近にある3人掛けの席だけ。
そら常に満席になるわけだ。
ガヤガヤしたいい雰囲気の中、メニューを確認していこうか。
このお店のメインである焼き餃子をはじめとしたラインナップは幅広く、メニューを眺めているだけでも楽しくなってくる。
ただ私が気に食わないのが餃子の注文システムである。
初回しか頼めない上に1組2人前の注文はマスト、基本的に追加注文はできない。
焼き餃子を追加で注文する場合は1人前の値段が250円から480円に跳ね上がる。
これなんでなの?
調理場の効率とか色々事情があるのはわかるんだが、もうちょっとどうにかならないものなのかな?
他のお店でも1人2人前からじゃないと頼めないとか変なルールを押し付けてくるところが増えている気がする。
これって女性や少食の人はお断りって言っているのと同じだし、私としては反対だな。
まぁ色々な意見があるとは思うけど、どうにかしてくれないかな〜。
とここで書いてもなんの影響力もないので、引き続きメニューを見ていこうか。
このページはなんとも茶色く魅力的。
この辺の海老餃子とかは追加注文できるのかな?(ひつこい)
ドリンクメニューはこちら。
青島ビールがあるが嬉しいよね。
まぁ店名にもなっているからあって当然なのか。
紹興酒も年数で様々用意されていていいね。
裏は、、、
これはなんだ?
1000円未満なら30分、2000円を超えたら1時間、3000円超えたら90分?
注文した金額によって滞在時間に制限がある?
こういうお店初めてなんだけど、割とあるの?
なんだかガールズバーとかキャバクラみたいなシステムだな。
もっといたいなら注文しろよって話なんだろうが、ちょっと違和感を感じる。
小さな違和感を感じてはいるものの、喉が渇いてきたのでとりあえず注文しよう。
注文は伝票に直接書くスタイル。
これも珍しいな。
色々なことに面くらいながらも、とりあえず飲んでいこうか。
「餃子青島」いざ実食!
青島ビール 550円
町中華であったら頼んでしまう青島ビール。
ちょっと甘い味がする青島ビールは単体で飲むにはいいが、料理と合わせるとちと微妙。
揚げワンタン 480円
真っ先に届いた揚げワンタンは、想像を超えるガリボリ食感にテンションが上がる。
サクサクとかではない、ガリっとボリっと食感である。
中の餡が肉肉しく初手のアテとしては優秀な一品。
エビチリ 880円
ガッツリ食べたくなったので頼んだエビチリは、想像していたのとかなり違うビジュアル。
くるっと丸まった猫背のエビかと思っていたら、エビフライのようにピンと背筋が伸びたタイプ。
これはかなり珍しい。
というか見た目のインパクトがかなり強い!!!!
箸で持つとその大きさがより伝わるのではないだろうか。
サクッとした衣をまとった大きいエビに甘辛いスイートなチリソースがよく絡んでかなり美味しい。
普段贅沢品だとちまちま食べているエビチリを口いっぱいに頬張るという暴挙。
それが許されるのがこのお店のこのエビチリだ。
味、ボリューム、見た目のインパクト、コスパの全てがハイレベル。
これはエビチリ好きなら1度は食べてもらいたい逸品だ。
焼き餃子 1人前250円
名物の焼き餃子は羽根大きめでパリッとした焼き目が特徴的だ。
付属のタレは神戸名物の味噌ダレ。
まずはそのまま食べてみるか。
見た目通りのパリッとした皮とあっさりかつ肉肉しい餡が相性抜群で結構イケる。
タレをつけなくても十分食べれる濃いめ味付けはビールのペースを押し上げてくる。
付属の味噌ダレはサラッとしたタイプであっさり美味しい。
サイズは小さめで食べやすく、結構好みの餃子だった。
残念なのは注文のシステムくらいのものだ。
テーブル調味料はラー油と七味のみという潔いラインナップ。
確かに味付けは美味しいので追加の調味料がそもそも必要ないといえばそうだ。
壁面に貼られた羊肉串も気になるところだが、今回は遠慮しておく。
これも4本からなのか、、、、
無事完食完飲したのでお会計。
他のお客さんとタイミングが被ると入り口付近で会計待ちになるため、タイミングを見計らう必要はありそうだ。
この時何か気になることを独り言のように呟いたら、店主っぽい女性店員さんに少し突っ掛かられた気がしたが気にせず会計。
これも現地っぽさなのかもな。
郷に入れば郷に従う。
この考え方も必要なんだろうな。
町中華で学ぶことは多い。
「餃子青島」行ってみた感想
料理以外に違和感を凄く感じたが、他のお客さんは全く気にしていなかったので私の物差しが短かっただけらしい。
餃子も揚げワンタンもエビチリも美味しいかった。
ワイワイガヤガヤした雰囲気も結構好みだった。
それ以上でも以下でもない。
結局料理が美味しいのが正義ということみたいだ。
ごちそうさまでした!!
「餃子青島」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-4 GoogleMap
【 電話 】078-391-7315
【営業時間】月〜日 17:00〜翌2:00
【 定休日 】不定休
【 席数 】26席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
11月8日現在の情報につき変更されている可能性があります。
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