実家品質と聞くとネガティブな印象を受けるかもしれないが、私としては最上級の褒め言葉として使っている。
では、どうしてそんな最上級の褒め言葉を「立ち飲みいなせや」に使ったのかというと、ここの雰囲気やフードがたいそう気に入ったからである。
何なら神戸に出店してくれないかなって思う程である。
今回は日曜日の19:00頃、2人カウンター席で乾杯してきました。
「立ち飲みいなせや」店内の雰囲気
店内はTHE大衆立ち飲み居酒屋といった雰囲気で安心する。
大衆的な雰囲気ではあるものの、明るさと清潔感があり好印象。
メニューはお店の壁面上部にずらっと並んでおり、1枚でその全てを写すことができないくらいに充実したラインナップ。
牛たたきってメニューも惹かれるね。
年中無休って凄いな。
純和風なメニューばかりでなく、コンフィやアヒージョの文字も並ぶ。
全メニューが安いから、ポーションがめっちゃ小さめなんじゃないかと疑ってしまう。
しかし、いい意味で期待を裏切られることになる。
ちなみに外のメニューは小さくまとまっています。
こうして見てもその種類の多さに驚く。
飲み物も安いよね。
じゃあ早速京都編の〆の乾杯をしていきましょうか!
「立ち飲みいなせや」いざ実食!
サントリー生ビール 330円
京都はサン生が飲めるお店が多い印象。
プレモルよりもサン生の方が美味しいよ。絶対に。
たこ酢 280円
大きめカットで何とも映えるたこ酢。
何でもかんでも映えないと生き残っていけないのかと、この時代の行く末に不安を感じる今日この頃。
しかし、大きめカットのたこ酢は普通に嬉しいね。
きゅうりとわかめという最強の助っ人が両脇を固めており、メニューのクオリティをより高めている。
ハマチ大根 310円
大きな大根と少し乾いたハマチがなんとも言えない実家感を演出しています。
このハマチの乾き具合は実家やん。と意味の分からない盛り上がり方をしていたのは私たちです。
なんていうか、凄く良い。
味がしっかり染みているところはもちろん、懐かしさを感じるところが本当に良い。
最近実家帰ってないな〜とか考えさせられる一品です。
出し巻き玉子 330円
ぷるぷると震えながら届いた黄色い物体。
どうして家で作っただし巻きはこうもぷるぷるにならないのかと、真剣に討論していたのは私たちです。
それ程にぷるぷるに仕上がっている出し巻き玉子は少し薄味の京都スタイル。
雪だるまの出来損ないみたいにぼてっとついてくる大根おろしに醤油を垂らして食べるのがオススメ。
紅しょうがと一緒に食べるのも良いチョイス。
玉乃光純米吟醸酒魂 420円
最後は日本酒でキュッと〆よう。
ハマチ大根、出し巻き玉子、たこ酢の組み合わせには日本酒しかないよね。
こう並べてみると我ながら素敵な注文の仕方しているよね。
このセンスは飲兵衛一家に生まれた特権かもしれない。
しかし私が一番家系で弱いので、いつも実家に帰るのが億劫になっている。
妹が作ってくれるウイスキーと炭酸の比率が9:1のハイボールはいまだに完飲できた試しがないし
86歳のおじいちゃんはチャミスルのことを水と呼ぶ。
どっちも立派な酒ヤクザだと思う。
そんな酒ヤクザの巣窟にゴールデンウィークは帰ろうかな。
と言ってみたものの、どうするかはまだ悩み中。
大阪に思いを馳せる京都の夜は深まるばかり。
「立ち飲みいなせや」行ってみた感想
いや〜素晴らしいお店に出会えたなというのが素直な感想。
こんなお店を教えてくれた飲み友に感謝である。
フードはハイコスパだし、ドリンクも決して高くない。
毎日来ても飽きないんじゃないかと思わせるメニューの豊富さはまさに圧巻。
お客さん同士の距離が近い上に、全席喫煙可なのでタバコが苦手な人は要注意!
京都での昼から飲みは本当に楽しく充実した内容だった。
偏にそれは一緒についてきてくれた飲み友のお陰だなと思う。
改めて言うのは少し恥ずかしいのでここに書き記しておくことにする。
京都で良い酔い方できたな〜。最高だった。
ごちそうさまでした!!!
「立ち飲みいなせや」詳細
【 住所 】京都府京都市下京区東洞院通七条下ル真苧屋町220-8 GoogleMap
【 電話 】075-371-8878
【営業時間】月〜金 15:00〜23:00 土日 11:30〜23:00
【 定休日 】無休
【 席数 】立ち30席ほど
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
4月29日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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