長らくの京都編からホームタウン神戸に帰還しました。
帰還して初っ端の投稿はランチでも居酒屋でもなく、まさかの自販機です。
なぜこれを投稿したのかは後ほど話すとして
今回は金曜日の15:00頃、2人でおやつしてきました。
「石田鶏卵」店内の雰囲気
今回訪問した石田鶏卵は阪神線深江駅から歩いて20分ほどにあり
お店の造り自体はコンビニです。
正直歩いてくるところではなく、車で行くことをオススメします。
これから暑くなってくるので余計に車の方が良い。
お店の入り口近くにひっそりと佇んでいるのが
今回のお目当てのうどん・そば自販機です。
「え?これなの?」と思うかもしれませんが
この自販機は全国に70台、関西にいたってはたったの3台しかないという
まさに激レア自販機なのです。
しかも、この台数の情報ソースの記事も2年前とかだったので
三密回避でステイホーム真っ只中の2024年4月現在
数はおそらくもっと減っているはず。
そんなことを知ってから自販機をもう一度見てみると
なんだかありがたいな〜なんて心穏やかに自販機を眺めることができるのではないでしょうか。
うどん・そばから選ぶことができ、どちらにも天ぷらが乗っているようです。
300円になったのがいつなのか分かりませんが
多くの人が「250円の時に来たかったな〜」ときっと思っているでしょうね。笑
ゆっくりと確実に100円玉を3枚レア自販機に投入。
すると突然カウントダウンが始まります。
カウントダウンは20秒から始まり0になるとうどんかそばが吐き出されるという仕組み。
写真を撮ったのが残り17秒。
この写真を大谷翔平くんに送ってあげたいな。
きっと待ち受けにしてくれるだろうな。
いや、今は多分デコピンが待ち受けだろうから無理か。
なんてことを考えていました。(ブログを書きながら)
この20秒という短い時間ですが、この短い待ち時間の間にワクワクがどんどん加速する。
デートの待ち合わせに早く着きすぎたような気分。
そして最初の目的地までのルートを下見したり、トイレの位置を確認したり。
その時間は1人きりなのに、まるでデート中かのように楽しい。
そんな青春の片隅に置いてきたような気分を味わえます。
これもこの自販機の魅力の一つかもしれませんね。(深読みし過ぎ)
カウントが0になった瞬間、下の排出口からのそっと私のうどんが吐き出される。
排出口は結構汚れているのも相まって、ワクワク感がちょっと減退。
しかし、そこにあるのは私が20秒間思い続けたそれであるため
汚れた空間からいち早く救出してあげなければならない。
柔らかいゴム製の肌が出汁の温もりを纏い少し生ぬるい印象を抱いた。
「石田鶏卵」いざ実食!
天ぷらうどん 300円
ホラー小説のような導入になりましたが
ようやくそれの全貌が明らかに!
お店のテントの鮮やかな赤色が見た目には美しいものの
下の空間まで真っ赤に染めてしまうなんて誰が想像しただろうか。
撮った写真の半分以上が真っ赤に染まり、うどんの良さを全く伝えきれていない。
自販機の目の前にはこれを食べる用?のテーブルセットがあるので
その場で食べれるようになっています。
大きな天ぷらが存在感抜群で、食べるのが楽しみです。
うどんの麺は柔らかくてツルツルしたタイプ。
ソフト麺のような、というと伝わりやすいのだろうか?
しかし、私はソフト麺というものを食べたことがないので、
この例えが正解なのか実は分からない。笑
お出汁は京都人も驚くほどの薄味で驚く。
しかし、出汁が薄味なので麺の味が際立つというメリットはある。
天ぷらはかき揚げのような風貌だが実際は全て天かす。
2メートルの黒人男性の趣味が生花と教えられた時のような拍子抜け感。
しかし、300円という価格を考えれば大満足である。
おっと、お箸と七味の場所をお伝えするのを忘れていましたね。
うどん・そばの吐き出し口の左側にあります。
少し湿気ているのか、ちょっとだけ割りにくい割り箸です。
途中からは味変アイテムである七味をかけて食べてみました。
結構辛い系の七味なので味は結構変わります。
写真で見ると、他も含めて全てが真っ赤なのでかかってるか分からない。笑
食べ進めていくと底の方からちくわが出てきました。
あと、大量のネギ。
これ結構嬉しいポイントですよね。
私の好きなテレビ番組「デカ盛りハンター」でもお馴染みの下に何か隠れているパターン。
番組は終了してしまいましたが、
下から〇〇が!!!
のパターンは今も昔も変わらず嬉しいですね。
次来た時には月見にしてみようかな?
ってか選べる卵の種類が豊富すぎてTKG専門店かと思ったわ。(嘘)
ゆで卵だけ税込なのかな?
食べ終わったら自販機の左側にあるボックスに容器を戻しておきましょう。
大満足の激レア自販機体験でした。
いつまで現役で動いているのか分からないので
気になる方は早めに行くことをオススメします!
「石田鶏卵」行ってみた感想
素晴らしい。
その一言です。
確かに衝撃的なくらいに美味しい訳ではない。
お出汁は薄いしぬるい。
麺にコシはなく天ぷらはただの天かすかき揚げだ。
しかし、それすら良いなと思わせてくれる魅力があります。
例えると、山頂で食べるカップヌードルが美味しいみたいなことです。
ここでしか食べることができないという希少性が勝手にプラスされることで
300円の一杯がとても価値あるものになっています。
いつまで食べることができるのだろうか。
早めにまた行こう。
ごちそうさまでした!!
「石田鶏卵」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市東灘区深江浜町110-2 GoogleMap
【 電話 】078-411-1372
【営業時間】お店 月〜土 6:00〜19:00 自販機 24時間
【 定休日 】お店 日
【 席数 】自販機近くに7席程度あり
【 喫煙 】路上喫煙はご遠慮下さい。
【支払方法】現金のみ
4月1日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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