心を満たす断萌サンド 神戸新開地 「熊メロン」

【兵庫】新開地

ここ「熊メロン」に足を踏み入れるのはもう何度目だろうか。

新開地で飲み、気分が良くなってきたら、大抵ここに足が向いてしまう性分になってしまった。

それほどに惹きつけられる魅力がこのお店には詰まっている。

ここは私にとって、とても大切なお店になりつつある。(アナザースカイ的な?)

今回は土曜日の19:00頃、2人カウンター席で乾杯してきた。

「熊メロン」店内の雰囲気

お店は各線新開地駅から歩いて4分ほどの位置にあり、駅前にある新開地商店街を山側に登った先にある。

パチンコ屋さんや居酒屋を眺めながら歩く道はどこか懐かしさを覚えるほどに親しみやすさ満点で、もうすでに新開地という街に酔い始めているようだ。

立ち食い蕎麦屋さんふく井を目印に右に曲がると、「かるむしんかいち」や今回の目的地である「熊メロン」が並ぶ激熱細路地に足を踏み入れることになる。

この細路地がなんともいい。

派手なオレンジ色した暖簾が暗くなった細路地の中で輝いており、その眩しさに誘われるように扉を開いた。

店内は相変わらず無駄のないスタイリッシュな内観。

人当たりの良い店主がいつものように優しく出迎えてくれた。

横の席にはこのお店の名物であるサンドイッチをほうばりながらボトルを入れている優雅な男性客が1人。

見た目はコンサルとかやっていそうなちょっと胡散臭い感じだが、このお店でボトルを入れて飲むそのセンスは素晴らしいではないかと勝手に褒め称える私。

いつもながら惚れ惚れとするワインのストックの本数。

たしか、、、400本くらいあるそうだ。

もうすでに楽しいという気持ちで胸がいっぱいだが、お腹は減ってきたのでメニューを確認していこう。

ドリンクメニューはこちら。

私はいつも通りロゼワインをいただくことにする。

ボトルで入れると7000円〜。

ちょっとこれが安いのか高いのかの判断ができない。

普段ビールばかり飲んでいるとこういう時に困るな〜と実感する。

この日のフードメニューはこちら。

正直どれを頼んでも当たり確定というイージーモード。

この日はサンドイッチがロースハムとロースカツが売り切れだったので、玉子焼きのやつをチョイスした。(ネタバレ)

ちょっとお腹減ってるから、ちょこちょこ食べて飲んでいきましょうか!

「熊メロン」いざ実食!

ロゼワイン 1杯900円

いつもながら店主が詳しく説明してくれているにもかかわらず、飲んでしまうと忘れてしまうロゼワイン。

注文した料理と合うように店主が選んでくれるので、こちらはそれに従うのがベストと勝手に思っている。

だいたい5本くらい出してくれてその中から選ぶシステムなんだが、5本の特徴を簡潔に説明してくれるので自分でも選びやすい。

〇〇産のワインで軽くて玉子料理に合いますよ〜とか、重めがお好きならこれかこれがおすすめです〜とか具体的な提案があるのが凄くいい。

そのせいもあっていつも飲みすぎるのが玉に瑕だ。

今回は飲んだワインを最初に一気にお見せしていこう。

2杯目。

3杯目。

頼むタイミングで出してくれるワインも違ってくるので、その時々で選べるのが楽しい。

そら飲みすぎるよな。

鰹のたたき 600円

初手は少々意外な鰹のたたき。

頼むと拳くらいの大きさがある鰹のたたきの塊をどんと出して、周りをぐるっとバーナーで炙ってくれる一工夫がかなり良き。

そのおかげで香ばしさが増した鰹のたたきはまさに絶品。

高知で食べたそれよりも美味しいのではないかと思ってしまうほどに美味しかった。

タレは自家製胡麻だれとニンニク醤油の2種類用意してくれるので最後まで飽きずに食べ切ることができる。

帆立とほうれん草と梨の白和え 500円

初手の鰹のたたきの美味しさに面食らっていると、続けざまに出てきたのがこの美しい白和え。

おいおい、これもめっちゃ美味しそうやん。

というコテコテの大阪弁は心の中だけで出すとして、見とれてしまうほどに美しいビジュアルに期待感はMAXだ。

ひと口食べてみると、、、

帆立の甘みとほうれん草の甘み、そこに梨のシャキッとした食感と爽やかさが加わることで信じられないくらい美味しく仕上がっている。

ちょっとこれは反則だ。

と言ってしまうほどに美味しい白和えはワインとの相性も抜群。

この白和え、ちょっとどころではなく完全に反則級だ。

玉子焼きとブロッコリーミンチ 800円

ここで大本命のサンドイッチの登場。

注文してから焼いてくれる玉子焼きは広辞苑くらい分厚くてふっくらジューシーな仕上がり。

一緒に挟まれているのはブロッコリーをミンチ状にしたブロッコリーミンチ。(そのまま)

これがあっさりとした味付けで玉子焼きとの相性抜群。

大きな口を開けてがぶりと頬張れば、その美味しさに飛んでしまうこと間違いなし。

飲み込んだ後にワインをひと口、もうそれは至福のマリアージュと言って差し支えないだろう。

胃袋に余裕があればサンドイッチは食べるべきだな。

れんこんつみれと二子芋粕汁 500円

いつもならサンドイッチで〆るところだが、今回はメニューに粕汁があったのでこちらで本当の〆をしていく。

具沢山で贅沢な粕汁には、れんこんつみれやこんにゃく、にんじんなどの定番具材がゴロゴロ。

れんこんつみれはシャクっと食感が心地よく、食べ応え満点で絶品。

聞き慣れない二子芋というのは里芋のこと。

少し調べてみるとこの二子芋というのは岩手県で取れる里芋のようで、希少価値が高く味も美味しいらしい。

何やら粘り気が強くてとろけるような食感が特徴とのこと。

気になった方はお店まで行ってみては?(粕汁あるか確認してね)

いや〜ワインも料理も大満足だ。

このお店は本当にいい。

ここには大切な人しか連れてきたくない。

そう思える数少ないお店だ。

え?誰と来たんだって?

そんなこと内緒に決まってるだろ。

「熊メロン」行ってみた感想

良いとしか言えない、まさに名店。

新開地っぽくないのがいい。

何度来ても毎回驚かされる料理のクオリティとワインの美味しさ。

ワインの楽しさや美味しさを再認識させてくれるお店だ。

たまに来るのがいいんだよ。

だいたい四半期に1回くらいが理想だな。

それまでお仕事頑張りますか〜。

ごちそうさまでした!!!

「熊メロン」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区新開地1-2-5 GoogleMap

【 電話 】070-8551-6693

【営業時間】15:00~22:00

【 定休日 】不定休 インスタでの情報発信あり

【 席数 】6席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金のみ

※11月26日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる前に公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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