拘り詰まった貝貝貝天国 神戸三宮 「シェルハラ」

【兵庫】三宮

私は貝が好きだ、それもかなり好きな部類。

そんな私が虜になったのがここ「シェルハラ」だ。

ここは神戸エリアでは珍しい貝料理専門店として、数多くの貝好きを唸らせてきた名店。

久しぶりなので、思う存分貝欲をチャージしていこうと思う。

今回は水曜日の18:30頃、2人カウンター席で乾杯してきた。

「シェルハラ」店内の雰囲気

お店は各線三宮駅から歩いて6分ほどの位置にあり、神戸サウナの近くといえばイメージしやすいだろうか。

少し早めに着いてしまったので、一旦周りをウロウロ。

近くにあるトルコ料理専門店にも惹かれるが、今日は貝と決めているのでスルー。

ようやく時間になったのでお店に向かう。

ワクワクを加速させる階段を足早に上った先にあるのは、、、

なんとも洒落たお店の看板。

正直、この看板のデザインを見ただけで

よっしゃ、今日の勝負勝ったな。

となるのは私だけだろうか。

軒先に置かれた注意書きをよく読んでから、

私は大丈夫だとお店の扉に手をかける。

出迎えてくれた大将が少し驚いた表情を見せる。

それもそのはず、今日はホットペッパーグルメで普通に予約してきたからだ。

お店の特等席であるカウンター席に腰掛け、軽い挨拶も交えながらメニューを見ていく。

ドリンクメニューはこちら。

何でもあるなというラインナップに、飲兵衛心をくすぐられる。

生ビールはプレモルだが、瓶ビールが赤星という素晴らしいチョイス。

この辺に大将のセンスをビンビン感じる。

また日本酒のチョイスも素晴らしいものが並ぶ。

この辺りは後で頼むとして、最初はやっぱりアレでいこうか。

フードメニューはこちら。

凄まじい貝料理のラインナップに、食べてないのにすでに楽しい。

お造りに焼物、肴に揚げ物という無敵のカテゴライズ。

大名物の貝蒸しはマストとして、他はどうしようか。

まぁとりあえず、喉を潤してから熟考しようかな。

ご注文はスマートに。

さぁ楽しむぞ〜!!

「シェルハラ」いざ実食!

ビール中瓶 サッポロ赤星 720円

しっかりした旨味が特徴的な赤星は、上質な貝の旨味にも負けない上質なビールだ。

ビールをこういう小さめのグラスで飲むのが好きなんだよ。

もちろんジョッキで豪快に飲むのもいいんだけど、赤星だったらちっこグラスがちょうどいい。

ビールを飲みながらまず楽しむは、ここの上質なお通しだ。

季節によって変わる海鮮を酢味噌で食べさせる粋な小鉢。

前回来た時も、この時点で勝利を確信したな〜と懐かしくなる。

さざえのなめろう 980円

初手はなんとも飲兵衛好みの逸品、さざえのなめろう。

細かくカットされたさざえは食感コリコリで心地よい。

ネギや海苔たちと一緒のたたかれたであろうなめろうは、

恐ろしいくらいに旨味が詰まった、まさに酒泥棒。

この旨味の多重奏は、飲兵衛なら聞き逃せない名曲だ。

ちなみに、、、

置かれたさざえに身は入っていないのでご注意を。

真つぶ貝 2480円

お次は貝の味をダイレクトに感じたくて、贅沢にもお造りを注文。

今回は私が好きなつぶ貝をチョイスした。

届いた瞬間、ちょっと大きめの声が出そうになるくらいの豪華絢爛さに面食らう私たち。

その様は竜宮城で出る懐石料理か、はたまた、つるとんたんのそれといった豪華さだ。

(つるとんたんのそれって単にお皿が大きいだけやん)

これがつぶ貝!?

となる程に、いつも回転寿司で見ているものと違うつぶ貝。

最初はお塩をつけてバクリと一口。

う、うう、美味い。

まず襲ってくるのがコリコリの食感だ。

新鮮かつ大ぶりだからこその強い食感、これが本物なんだなと思い知らされる瞬間だ。

そしてお次は強い旨味。

噛んでいるうちに自然と目を閉じ感じようとしてしまう程に強い旨味は、

瞼の裏に北海道の広大な海を映す。

身だけでなく、小鉢に盛られた肝の部分も濃厚で絶品。

これでくいっと日本酒を飲んだら昇天してしまうんだろうな〜と容易に想像できる味。

最初お塩で次にわさび醤油、最後にさっぱりレモンで〆るのがおすすめ。

つぶ貝の常識が崩れるお造り。

あなたに挑戦する勇気はあるか?

(なんかダサいな)

仙介 一合値段忘れ

ここでたまらずお気に入りの仙介を注文。

スッキリさと旨味の強さが共存する魅惑の日本酒仙介。

こいつがつぶ貝と相性良かったんだよ。

是非。

ほたて貝バター焼 780円

ここで焼物を注文。

バターの芳醇な香りが食欲を駆り立てるバター焼は飲兵衛たちの大好物。

肉厚のほたてはふっくらジューシーで、繊維一本一本に旨味が詰まっている。

脇に添えられたなすやズッキーニ、ししとうたちも、ほたての旨味とバターを吸い込みレベルアップ。

この一皿(一貝?)だけで日本酒が枯れてしまう魅惑の焼物だ。

奥播磨 一合値段忘れ

日本酒が枯れたなら注文すれば良いじゃない。

分厚い旨味が好みの奥播磨を追加召集。

ここの絶品料理たちに負けない日本酒、こりゃ素晴らしい。

貝蒸し Mサイズ4480円

ここで本日の主役、ここの大名物である貝蒸しが登場。

貝貝貝というまさに貝天国。

ほたてに蛤、ベビーほたてやムール貝に牡蠣あさり、その脇に控える豆腐やネギや人参ですら全員主役だ。

ミルキーな旨味が詰まった牡蠣も最高。

貝の魅力が全て詰まっていると言っても過言ではない貝蒸しは

全国の貝好きを悶絶させるに違いない。

タレは左からポン酢、ニンニクタレ、唐辛子タレと3種類用意されているので

同じ貝を食べる時も食べ飽きない工夫がされている。

思う存分貝を堪能したら、一度このお鍋には厨房に下がってもらうことにして

空っぽになってしまった日本酒を追加召集することにした。

菊正宗 600円

可愛いフォルムが映える菊正宗は兵庫県民のソウル日本酒だ。

ちなみに、、、

カウンター席の奥に菊正宗が並んでいるスペースがあり、ここが随分と映えるようになっている。

ね?いいでしょ?

エモいというのはこういう光景のことを指す言葉なんだろう。

運よく奥のカウンターに座れた時は、パシャパシャと写真を撮っちゃお☆

(、、、うん)

菊正宗で機嫌よく飲んでいるところに届いた本日の〆は、、、

ぞうすい 450円

貝蒸しで出た貝エキスを余すところなく堪能するなら、〆はぞうすいがおすすめだ。

その優しい味わいは、五臓六腑に染み渡ると表現するのが正解だろう。

こんなに優しい味が出せるのは、貝という素材のお陰なのか、はたまた大将の人柄のお陰なのか。

私は両方のお陰なんじゃないかと思う。

(無難な解答)

ぞうすいまで完食、菊正宗も完飲。

やっぱりここに来たら大満足できる。

それは来る前からわかっていたことなんだが、、、

お会計を終え、お店を出る前にちょっとトイレを借りよう。

いや、ここも貝だらけなんかい。

(下にひっそりと紙面があるのにも注目してね)

「シェルハラ」行ってみた感想

素晴らしいお店です、本当に。

大人の雰囲気もありながら、ワイワイ飲むこともできる空間。

個人的におすすめしたいのはカウンターだが、、、

テーブル席もあるから4人とかまでならグループでも利用できる。

是非貝好きの人たちで楽しんで欲しい。

ここに入る条件は貝好きであることと、体調が良いことだけだ。

正直安いお店ではないので、たまの贅沢やお祝いごとに行くのがいい。

しかし値段以上の価値はある、十分、いや、十二分にある。

激烈おすすめ店なので、予約をして是非。

ごちそうさまでした!!!

大将行き過ぎたサービスありがとうございました!

最高に美味しかったです!!(小声)

「シェルハラ」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区北長狭通2-9-9 デザフィオサンコービル 2F GoogleMap

【 電話 】078−391−3720

【営業時間】火〜土 17:30〜23:00 日祝 17:30〜22:00 

【 定休日 】月

【 席数 】14席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金、カード可

5月22日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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