立ち呑みしゃーぷを後にした私は近くにあった気になるもう一軒のお店に向かう。
飛び越えれそうなくらい細い小川を越えしばらく歩くと
と書かれた看板を発見。
本屋さん併設の立ち飲み屋さんという変わったコンセプトで
今の私のピッタリのお店じゃないか。
なんて思いながら無機質な階段を上がっていく。
今回は金曜日の19:20頃、1人カウンターで乾杯してきました。
「レボリューションブックス」店内の雰囲気
階段を登り切ったところにある扉は中が見えるタイプ。
そこから見える景色はまるで本屋さん。
ワクワクした気持ちで扉を開けてみる。
ここだけ見れば普通の立ち飲み屋さんといったところ。
L字型のカウンターでどこか京都らしさを感じる。
フードメニューも充実しており
日替わりメニューがズラリと軒を並べる。
毎日インスタでメニューの更新をされているので
自分のお気に入りが入荷したなどの情報は家にいながら見ることができる。
つくづく便利な世の中だな〜
なんて思いながらドリンクメニューに目線を移す。
ビールもサワーもハイボールもあって
立ち飲みとしての機能はとても充実しているように見える。
裏には焼酎、日本酒、ワイン、梅酒。
普通に立ち飲み屋さんやん。
と心の中で呟きドリンクを注文。
ちょっと杯数の多くなってきたので一旦休憩しよう。
そう思ってレモンサワーをチョイス。
クエン酸の力で疲労回復してくれるだろう。
ふとお店の奥を見てみると何やら気になるスペースが。
コツコツと足音を鳴らしながら向かってみると
そこには食に関する無数の本が並んでいるスペースが。
レシピ本からエッセイ、歴史書物まで様々なジャンルの本が綺麗に並んでいる。
その中心に何気なく置かれたサッポロビールのプラケースが
ここが立ち飲み屋さんであることを思い出させてくれる。
下に置かれたドラえもんは何を意味するのか?
このブログを書きながら考えてみても正解には辿り着けない。
おそらく次行っても解明できないだろう。
絵本もたくさん並んでいるので
小さなお子さんがいる方は
ちょっと飲んで絵本をお土産に買って帰ることで
罪悪感を打ち消すことができるのではないかと考えてみる。
しかし、そもそも機嫌をとらないといけないのは奥さんの方なので
あまり意味ないか。
なんて今の私には必要ないことを考えていた。
なんだか本を見ながらいらない想像をしてしまったので
ちょっと疲れた。
まぁこの日は11:30から京都をブラブラしているので
肉体的な疲労の可能性もあるか。
そんな時はアルコールに疲れを流してもらうしかないよね。
なんて都合の良い理由を自分で作ってまたお酒を飲む。
「レボリューションブックス」いざ実食!
レモンサワー 420円
酔い覚ましと疲労回復を狙ってレモンサワーを注文。
かの有名なエグザイルでも飲むくらいだから
きっと体にいいんだろう。
少しの甘みとレモンの酸味を喉で感じながら
サラサラと体に流し込む。
久しぶりに飲んだらやっぱり美味しい。
有名な文豪たちにも飲ませてあげたかったな。
そんな思いを馳せながら私が代わりに飲ませていただく。
自家製とりハム 500円
本屋さん併設の立ち飲みのレベルではないこの見た目。
薄ピンクに染まった鶏の身はなんとも官能的。
中学生が見たら顔を赤くしてしまうのではないかと少し心配になる。
その官能的なとりハムの横には濃い黄色が鮮やかな自家製燻製マヨが鎮座している。
ハムとマヨの存在感に千切りキャベツを危うく見逃すところだった。
どっぷりと自家製マヨをつけて口に放り込んでみる。
こ、これは美味しい。
しっとりしたとりハムは歯がなくても食べれそうなくらいに柔らかい。
いや、歯がないと噛みきれないからそれは撤回しておこう。
しかし、そう形容したくなるくらいに柔らかいのは事実。
オノマトペで言うならモニュ?モキュ?
範馬勇次郎がステーキを食べている時の音を想像して欲しい。
本当にあんな感じである。
この例えで分かったのであれば私たちは親友になれるかもしれないな。
なんて思いながらマヨの味にフォーカスしてみる。
自家製燻製マヨの方は濃厚という言葉が誰よりも似合う味。
その黄色の濃さからも分かるように信じられないくらいに濃い。
燻製なのか分からなくなるくらいに濃い。
そこに粗挽きのブラックペッパーが絡むことでパンチもある。
色々と難しい書き方をしているが要するにかなり美味しい。
これだけで3杯は飲めそうだ。(飲んだとは言っていない)
手が込んでいるメニューにも関わらず500円という価格設定。
個人的には必食メニューではないかと思う。
続いて胡麻豆腐の揚げ出しを注文し食べたのだが
なんと写真がない。
どうやら結構酔ってきていたようだ。
どうしても見たいという方は
最初の内観を写した写真に小さく載っているので
是非そちらで確認して欲しい。
こちらも胡麻豆腐が濃厚で美味しかった。
本屋さんと併設されているからと言って
フードやドリンクに全く手を抜いていない。
店主自身が新しい物語を紡ぎながら営業されている。
そんな素敵な物語をライブで見れるお店っていうのは
全国どこ探してもなかなかないのでは?
そんなことを考えながら口から出た言葉は
「お会計で」
私の京都での物語にもまだまだ続きがあるようだ。
「レボリューションブックス」行ってみた感想
正直期待以上です。
本屋さんの機能も果たしながら立ち飲みできる。
私としては正月と盆が一緒に来たようなお店です。
しかし、店主と本の話で盛り上がる
この本がいいですよと他のお客さんと盛り上がる。
なんてことはありません。
結構淡々と、しっぽりと飲まれているお客さんが多く
普通に立ち飲み屋さんとして利用している人がほとんどな気がする。
しかし、身近に本がある空間で飲めるっていうのは面白いコンセプトだし
個人的にはありだな。って思う。
本好きの友人(そんな奴はいないが)と来たら
もっと楽しめたのかもしれない。
まぁ1人でも十分楽しんだけどね。
ごちそうさまでした!!
「レボリューションブックス」詳細
【 住所 】京都府京都市下京区船頭町235 集まりC号 2F GoogleMap
【 電話 】075-341-7331
【営業時間】火〜日 16:00〜22:00
【 定休日 】月
【 席数 】15席程度
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金のみ
3月27日現在の情報につき変更されている可能性があります。
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