期待を超える旨い鳥焼肉 神戸三宮 「鳥焼肉がんだれ」

【兵庫】三宮

私、前から鳥焼肉ってのに行ってみたかったんだが、なかなかお店もないしなと諦めかけていた。

そんな中、別用で焼肉屋さんを調べていたら鳥焼肉屋さんが三宮にもあるじゃないか。

しかもお店の名前が「鳥焼肉がんだれ」というそのままのネーミング。

なぜ今まで気が付かなかったんだろうか。

今回は土曜日の17:30頃、2人テーブル席で乾杯してきた。

「鳥焼肉がんだれ」店内の雰囲気

お店は各線三宮駅から歩いて4分くらいのところにありアクセスは良好。

私が行きつけにしているキューバサンドのお店「クバーノクバーノ」がある通りにあり、場所は以前紹介した「ギョーザ包君」のすぐ近くだ。

包君の前を「金山園」の方に通り過ぎると、、、

誰がどう見ても鳥焼肉のお店だなという看板が出迎えてくれる。

パトランプが付いているので夜はかなり目立っているんだろうな、といういらない妄想をしながらお店があるビルを見てみると、、、

んもきゅっんという聞いたことがないオノマトペが目に飛び込んでくる。

これは私のバイブルであるグラップラー刃牙でも聞いたことがない表現の仕方だ。

範馬勇次郎やビスケット・オリバがもきゅもきゅとステーキを食べるシーンは見たことがあるが、んもきゅっんと鳥焼肉を頬張っているシーンにはまだ出会ったことがない。

ますます興味が湧いてきたので、駆け足で螺旋階段を登っていく。

カンカンと鳴る階段の音が鳥焼肉までのカウントダウンに聞こえるのは、食べたい気持ちがピークに達していたせいだろう。(幻聴?)

しかし、お店の扉を目の前にその気持ちが少し減退した。

その理由は店構えが今までの経験上よくないお店のそれであったからだ。

一瞬立ち止まり、どうしようか考えていると

「あかんかったらすぐ出て他の店行けばええやん」

という助言をもらったので安心して突撃してみることにした。

扉を開けると思っているよりもコンパクトな造りにまず驚く。

そして店員さんに

「ご予約されてますか?」

と聞かれたので

いや、してないです。

と答えながら、入れんかったら嫌やな〜という不安に駆られる。

一瞬の間があったものの

「奥の席どうぞ〜」

と案内してもらえてほっと胸を撫で下ろす私。

奥の席から見た店内はこんな感じ。

無駄がないスタイリッシュな内観に期待が持てる。

あと、テーブルごとに換気扇があるのがいいね。

個人的には変におしゃれで薄暗い焼肉屋さんより、こういうお店の方が好きだな。

このロースターも堪らないよね。

「いや、焼肉は炭火じゃないと美味しくないやろ!!!!!」

なんてほざいている奴も多いが、こっちも結構いいぞと教えてあげたい。

炭火にこだわりがあるのはいいが、そればっかりじゃお前の焼肉の世界は広がらない。

勇気を出してロースター焼肉の世界に飛び込んでこいよ。

という誰宛のメッセージなのかわからないことを言ってみたが、核心を突いた言葉だと思う。

ロースターあるあるの火加減の調整ミスって火を消してしまう。

そんなアクシデントも楽しみながら焼肉食べようぜ!

といいつつまだ何も頼んでいないのでメニューを見ていこう。

ん?

メニューどこだ?

あ、すいませ〜ん、メニューはどこに?

「テーブルの下にありますよ〜」

ん?下?

ゴゾゴゾ。

ん?ないぞ?

って横から出てくるタイプね!

これはちょっと見つけるのが難しい!(そんなことはない)

焼肉の世界を広げる前にお前の視野を広げろよ。

なんて意見があったりなかったりするだろうが、気にせずメニューを見ていこう。

鳥焼肉というだけあってメニューは鶏肉オンリー。

美魔女鳥というのは初めて聞いたな。

名物のうなじ・もも・かわを中心に頼んでみることにしようか。

一品料理や〆のメニューも充実しており、このお店だけで食事を完結させることもできそうだ。

しかし、私はこの日もハシゴ酒の予定なので軽めのキムチとかを注文していこうかな。

ドリンクメニューはこちら。

ビールがプレモルなのが気になるものの、ラインナップ自体は割と充実している。

裏面はほぼほぼハイボール。

やっぱり焼肉にはビールかハイボールだと勝手に思っているので、ここの店主とは気が合いそうだ。

このお店でシャンパンを開けるお客さんは本当にいるのか?

17,000円。

うん、高いな。

赤玉パンチがレバーに効く?

どういうこと?

ってなったが、ボクシングのパンチがレバー(ボディ)に効くってことね。

そんなことを考えていると目の前に琥珀色の液体が届いた!

「鳥焼肉がんだれ」いざ実食!

ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 530円

久しぶりに飲んだ香るエールはなんだか美味しい気がした。

私、もしかしてプレモルを飲まず嫌いだったのか?

否、そんなことはないはずだ。

しかし、この日の香るエールは美味しかった。

たぶん疲れていたからだろうな。(なんの言い訳?)

チャンジャ 420円

鳥焼肉を食べる前のウォーミングアップとして指名したのは大好きなチャンジャ。

思っているより小さいサイズで届いたが、味が他で食べるチャンジャよりも濃かったので問題なし。

半殺しキムチという治安の悪そうなメニューと悩んだが、こっちを選んで正解だ。

もも(塩) 680円

さぁ大本命の鳥焼肉を焼いていくぞ。

最初はももをあっさりと塩で楽しんでいこうか。

手元に届いた瞬間、鶏肉の色が普段食べているそれよりも濃くて

これ絶対に旨味が強いやつやん!

と期待値が爆上がり。

ロースターの上で肉を焼いているこの景色はいつ見ても絶景だ。

ももをトングで挟んだ時の弾力が想像よりも強くて驚くと同時に、美味しそうだなとお腹が鳴る。

鶏肉やし、いつもよりしっかり焼かなあかんな〜

と慎重にじっくりと焼いていくこと数分。

早く食べたいという欲が写真を取る手を震わせた。

うん、写真を撮っている場合ではなく早く食べよう。

口に放り込みじっくり噛み締めていく。

こ、これは、、、

美味神。

歯応え十分で鶏の筋肉を感じるももは噛むほどに旨味がとめどなく溢れてくる。

ビジュアルが良かったから結構期待して食べたんだが、その高いハードルを遥かに超えてくる美味しさだ。

がんだれミンチ 680円

ももは絶品だったがこちらはどうだろうか。

小さなハンバーグのように成形されたミンチは見た目が可愛くてなんだかキュート。

ロースターに乗せて焼いていくと、柔らかすぎて崩れてくる。

そのため、火加減などに注意しながら焼く必要がある。

そんな取り扱いが難しいミンチだが、食べてみるとかなり美味しい。

脂の旨味がジュワ〜と口の中いっぱいに広がり、かなりご飯が欲しくなる。

とは言いつつもご飯は我慢。

その代わりに、、、

角ハイボール 450円

スッキリ角ハイを召喚した。

ジムビームと角が同じ値段だったら絶対に角を頼む。

やっぱりハイボールは角に限るな。(普段飲むレベルなら)

うなじ(タレ) 680円

最後に頼んだのはこのお店の名物であるうなじ。

うなじと言われると馴染みがないように聞こえるが、部位的にはせせりだ。

何でわかりにくい名前にしてんだよ、なんていう人もいるかもしれないね。

私の勝手な考察だが、ここで使っている鶏肉が美魔女鶏だからうなじと呼んでいるんではなかろうか。

美魔女のうなじと美魔女のせせりでは、文字にしたときの魅力が全然違う。

浴衣を着た美魔女のうなじって美味しそうだもんね。(変な要素が足されているのはご愛嬌)

おっと、ちょっとこれ以上この話題に踏み込むのはやめておこうか。

甘辛系のタレにどっぷり浸かったうなじは、焼くと香ばしくて食欲をガンガン刺激してくる。

しっかりと火が通ったことを確認し、豪快に一口で食べてみる。

んもきゅっん食感とはこれのことなのか!!!!

とはならないものの、味はかなり美味しい。

韓国みを感じるタレとうなじの相性は抜群で、ミンチと同様にかなりご飯が欲しくなる味だ。

少しタレが焦げたところがまた堪らない。

私が22歳大学生であれば大ライスを注文しているところだが、残念ながら32歳小太りメガネおじさんにはちょっとそれは重すぎる。

大人の私は最後の鳥焼肉をハイボールで流し込むことにした。

無事お会計を済ませ退店。

長年追い求めていた鳥焼肉を堪能できた満足感で少し眠くなってきたな。

しかしまだ空は明るい。

襲ってくる眠気を噛み殺し、私は次のお店に向かって歩を進めることにした。

「鳥焼肉がんだれ」行ってみた感想

鳥焼肉かなり良い。

他のお店で食べたことがないので鳥焼肉自体がいいのか、このお店が飛び抜けていいのか判断しかねるが、満足感はかなり高い。

お店のキャパもちょうどよく、店員さんの対応もスムーズ。

これはちょっと流行っちゃうんじゃないのか?

インスタの投稿バズっちゃうんじゃないか?

近いうちにまた行っちゃうんじゃないか?

うん、また行くのは間違いなし。

ごちそうさまでした!!

「鳥焼肉がんだれ」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区中山手通1-7-9 神和ビル 2F GoogleMap

【 電話 】078-335-1085

【営業時間】月〜日 17:00〜24:00

【 定休日 】無休

【 席数 】21席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金、電子マネー、カード可

9月26日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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