
二宮には、ノエビアスタジアムに負けず劣らずの熱いスポットがある。
それがここ「za’snatch」
ヴィッセル神戸サポーターなら、一度は耳にしたことがあるんじゃないだろうか。
そう、選手のインスタでたまに見かけるあのお店だ。
渋い二宮筋商店街の中で、一際洒落た雰囲気を醸し出すこのお店。
これは調査(飲み食い)が必要だな。
今回は金曜日の17:00、2人カウンター席で乾杯してきた。
「za’snatch」店内の雰囲気
お店は各線三宮駅から歩いて6分程度の位置にあり、
神戸飲兵衛界隈で今話題の二宮エリアに所属している。
黒を基調にしたシックな外装に少し緊張しながらお店の扉に手をかけ入店。
この日は予約をしていたので、その旨を伝え無事着席。

内観も外観と同様に黒を基調にしたシックかつ、スタイリッシュな仕上がり。
少し暗い照明が余計に洒落た雰囲気を加速させる。
おじさんの私がいうと、あまり説得力がないんだが、敢えて言おう。
ここは、実に、デート向きの雰囲気であると。
私が女性なら、ここに連れて来てくれた段階で半分好きになってしまうと思う。
男子諸君よ、勝負時はここを予約しような!!
(何の説得力もないアドバイスやな〜)
ちなみにカウンター席からの景色はこんな感じ。

ヴィッセル神戸の熱狂的なサポーターである店主は、
ピザの本場イタリアで研修経験がある本格派。
無駄のないキッチンは清潔感満点で、左奥に見える大きなピザ窯は迫力満点。
この景色を堪能できるのがカウンター席の特権。
私はここをおすすめしたい。
無駄な話はここら辺にして、早速メニューを確認していこう。

ワインを中心としたドリンクメニュー。
ワインリストは、、、

一枚めくれば確認できる。
泡、赤、白という充実のラインナップ。
ちょっとどれにしようか、これは悩むね。

ボトルも入れれるので、ガッツリ飲みたい時はこちらを検討しましょう。

ここからがフードメニュー。
最初のページは、全部気になる充実の前菜メニューたちだ。
ちょっと聞いたことないな、というメニューでも
赤ペン先生からのワンポイントアドバイスがあるから選びやすい。
ちょっと悩みすぎて、自分で決めれないよ〜
という場合は、おまかせ前菜セットを注文すると速攻解決。
その日のお腹の具合と相談しながら、3皿か4皿か判断しような。

ここからのページは色取り取りのピザのメニューたちが咲き誇る。
定番のトマトベースにクリームベース、、、

背徳感を纏うチーズベースにジェノベーゼベース、
ちょっと変わったビーツベースなんてものもある。
ピザは常時30種類以上が並んでいるので、いつ来ても新しいピザと出会えそうだ。

最後のページは〆のデザートと食後のドリンク。
おそらく食後に紅茶を啜るような洒落たことはできないので、一旦ここは見なかったことにした。
さぁ、乾杯しよう。
今日はちょっと気分を変えて、アレを注文してみた。
「za’snatch」いざ実食!

クエルチオーリ レッジャーノ・ランブルスコ・マラーニ グラス880円
赤ペン先生曰く、大人のファンタグレープらしい、こちらの1杯。
恐る恐る口に運んでみると、確かにその通りである。
グレープのジューシーで分厚く芳醇な旨味が、ガツンと脳をぶん殴る。
甘みは実に自然なので、辛党でもスッキリ飲みやすい。
難点は飲みやすすぎて、スイスイ無くなってしまうことくらいか。

なんて言っていると手元に届いた、お通しのキャロットラペ。
シャキシャキした食感の人参が、オリーブオイルなどと手を組むことで絶品のアテに変貌した。
これ、結構ハイレベルなお味。
美味しすぎて思わず瞬殺してしまったんだが、
今思えばもう少し、じっくり食べればよかったと反省。

ブラッターチーズと桃の山椒マリネ 1800円
トロッと濃厚なブラッターチーズと、旬の桃を合わせた堪らないひと皿。
まずその圧巻のビジュアルに唾を飲み込み、ひと口食べて両頬が落ちた。
正直、美味しいのは確定しているビジュアル。
しかし、味のクオリティが見た目を遥かに超えてくる脅威の美味しさ。
チーズの塩味と桃の自然な甘さのマリアージュ。
桃の季節に来てよかったと、心底思えたと同時に、他の季節が気になってしまった。
(お店の戦略に綺麗に引っかかってしまったようだ。)

マグロタルタル 1250円
赤ペン先生曰く、食べて欲しい渾身の一皿!ということなので、
その誘いに乗ってみたこちらのマグロタルタル。
大きめダイスカットのマグロちゃんに調味料を絡めた洒落たメニュー。

カリカリに焼かれた小さめバケットに乗せて食べるのが正攻法。
豪快に口に放り込めば、マグロの旨みが爽やかさを引き連れ大暴走。
マグロのねっとりした食感と、
細かくカットされた紫玉ねぎのシャッキっと食感のコントラストが心地よい。
ビネガー系の味付けなのでさっぱり食べやすく、
添えられたレモンを絞れば、そこはまるでアマルフィ海岸を望むシチリアに早変わり。
これが本場のタルタルなのかと、驚嘆している私の元に次に届いたのが、、、

ラム肉を使ったスパイス春巻き 1320円
圧巻のビジュアル、これは春巻き界のキングなのかと絶句したスパイス春巻き。
ふわっとチーズの粉雪が積もった春巻きは、ギチギチにお肉が詰まったストロングスタイル。
豪快にひと口食べてみると、これが美味しいのなんのって、思わず笑っちゃったよ。
パリパリを超えてバリバリザクザクの皮に包まれているのが
スパイス感満点の癖のないラム肉ミンチちゃん。
スパイス度合いでいうと、スパイスカレーに引けを取らないレベルで満点だ。
お酒に合うのはもちろんのこと、家でこの春巻きが出てきたらご飯と合わせちゃうかもね。
え?どれくらいご飯に合いそうかって?
それは、、、この春巻きが1本あれば、ご飯一升いけそうなくらい相性いいよ。
え?ほんまに?
と疑っているのなら、お店に足を運んで食べてみて欲しい。
必ず納得してもらえる、それくらい自信あるよ、
ご飯に合うってことと、この春巻きのクオリティの高さに。

モレッティ 770円
こんな強烈な春巻きに対抗すべく注文したのは、イタリアを代表するビールモレッティ。
海外ビール特有の癖もなく、スイスイと飲みやすいビール。
グラスのお陰もあって、香りがふわっと鼻に抜けるのが気持ちいい。
やっぱり私はビールが好きだ。

za’スナッチ 2000円
さぁ気合を入れてここから〆のピザを注文だ。
最初に届いたのは、お店の名前を背負ったザスナッチ。
王道のトマトベースの上に、アンチョビ、ニンニク、ミニトマトが乗った飲兵衛好みの一枚。

2人でシェアするに丁度いい大きさも見逃せないグッドポイント。
ワクワクしながらひと口食べてみると、
うんうん、、、モチモチ、、アンチョビの塩味、トマトの酸味、、、これは最高だ。
高温のピザ窯で一気に焼かれたピザは、生地モチモチ、耳はとっても香ばしい仕上がり。
文字通り耳まで美味しいピザって、なかなか出会えないよね。
味変アイテムの辛いオイルをかけて食べたら、これがまた美味しいこと。
辛味が足されることで余計にお酒との相性が良くなり、最強のアテピザへと変貌を遂げる。
これは実に恐ろしい、だって耳まで美味しいんだもの。

プリチェンヘル 990円
スナッチピザがあまりにもビールと相性がよかったものだから、
追加で頼んだイタリアンビール。
これ、実は、ピザを食べるために造られたんだって。
軽めのクラフトビールのような飲み心地、確かにこれはピザによく合うぞ。

za’ズッキーニ 2200円
〆のピザ2枚目は、OPEN当時から人気のあるズッキーニをチョイス。
チーズベースのピザの上に、薄くスライスされたズッキーニとアンチョビ、
それとボッタルガが乗った一枚。
ボッタルガとはカラスミのこと、こんなん飲兵衛としては頼むしかないよね。

食べやすいように半分に畳んでひと口、、、
ちょっと、もう、やめて、、、美味しすぎるから。
ズッキーニの甘みとアンチョビの塩味と旨味、そこにカラスミの香りがベストマッチ。
ふわっと香るレモンもいい仕事をしている。
本当に全部美味しすぎて、もうちょっと勘弁して欲しい。
(変なモード入ってるやん)
無事最後まで発狂することなく完飲完食。
お会計を無事に済ませ、店主にお礼をお伝えし無事退店。
こりゃ凄いわ。
さすが2024神戸・芦屋・西宮100選に選出されただけのことはある。
熱いな〜二宮。
ピザ窯くらい熱いぞ二宮。
「za’snatch」行ってみた感想
ここ半端ないぞ。
まさに大迫くらい半端ない。
お店の雰囲気、フード、ドリンク、接客、その全てがパーフェクト。
このお店きっかけでセレッソサポーターを卒業して
ヴィッセルサポーターになろうかと思うくらいに素晴らしいお店。
(どれくらい凄いか分からん)
選手もお忍び来ているようで、お店の入り口付近には選手のサインが。
見どころ満点、こんないいお店なかなか無いぞ。
マジで。
ごちそうさまでした!!!
「za’snatch」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町2-3-15 GoogleMap
【 電話 】070-9021-1288
【営業時間】月〜金 17:00〜22:00 土祝 12:00〜15:00 17:00〜22:00
【 定休日 】日
【 席数 】20席
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金、カード、電子マネー、PayPay可
9月3日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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