
年末の喧騒の中、大阪梅田で気になるお店を発見。
その名は「新潟をこめ」
ちょっと詳しいことは本文の方で語っていくことにしよう。
今回は土曜日の18:00頃、2人カウンター席で乾杯してきた。
「新潟をこめ」店内の雰囲気
お店はサムネに書いている通り、梅田の待ち合わせの定番スポットである泉の広場の目の前にあり、大阪人にはとてもわかりやすい立地といえる。
しかしながら人通りが半端なく多いので、しっかり見ていないと見逃す可能性があるので注意が必要だ。
しかもこのお店、新潟県のアンテナショップの中にあるので外からカウンター席が見えない。
そのため本当にお店があるのか不安になると思うが、私を信じてアンテナショップに突撃して欲しい。
お店に入るともれなく全員、新潟県が誇る数多くのお土産に目が眩むはずだ。
日本酒やお煎餅、レジ横には握りたてのおにぎりなんてパワーメニューも並ぶ。
すでにお土産コーナーだけで十分楽しいんだが、飲兵衛はここで立ち止まっている場合ではない。
さらに奥に進んでいくとカウンター席が現れ、すでに数名が新潟のお酒に舌鼓を打っている最中ではないか。
私たちも足速に席を確保し、メニューを開いていく。

新潟のアンテナショップながら、表紙を飾っているのはまさかのビールちゃん。
説明書きを見ているとだんだん飲みたくなってくるものの、ここではちょっと違う気がする。

ページをめくってみるとお目当ての日本酒と気の利いたアテがずらり。
眺めているだけでも酔ってきそうなページに、私の機嫌も急上昇。

裏面はおにぎり。
いつもならそこまで惹かれないのだが、ついさっきレジ横で見かけたからか、かなり魅力的に映る。

この辺もヤバくない?(語彙力がヤバい)
日本酒はランダム飲み比べってやつもあるみたいだ。

お、裏面もこれまたヤバい。(語彙力もヤバいまま)
ランダム飲み比べも再度アピールしてくる。

日本酒飲み比べはこんなメニューもある。
蔵推しって言葉かなりいいな。

裏面も蔵推し。
2025年の流行語にエントリーされそうな蔵推し。
まぁなんでもかんでも推し活って流行ってるもんね。

クリスマスシーズンだったのでこんな可愛らしいメニューも。
ちょっとどれにしようかなと悩んでいると店員さんが気さくに声をかけてくれた。
ほうほう、そうなのね、おすすめはあれなんだね。
じゃあそれにしてみようかな。
ご機嫌なお姉さんがおすすめしてくれたのは、、、
「新潟をこめ」いざ実食!

ランダム飲み比べ 1100円
迷った時はランダム飲み比べでスタートするのがいいらしい。
これぞ新潟という久保田と越後美人、はじめましてのかれんをお得に飲み比べできるセット。
思っているよりも量が入るグラスに、表面張力を使ってギリギリまで注いでくれるのが嬉しいポイント。
しかも久保田は入れ終わった後、残り少ないからと瓶に残った分をサービスしていただいた。
こういうことされると簡単に好きになっちゃうのよ。(単細胞おじさん)
かれんは文字通り可憐な香りが鼻から抜ける初体験のお酒で、私はかなり気に入った。
そんな素敵なお酒たちに合わせたのは、、、

魚沼わさび漬け 220円
ちまちまいけるアテ日本代表のわさび漬け。
小指の先くらいの量しかないものの、味が濃いのでお酒が進んで仕方ない。
右側にいるのがかまぼこ失敗作というメニューなのだが、これも久保田と同様にサービスでいただいたもの。
というのも、かまぼこ失敗作を頼もうと思ったんだがこの日は残念ながら売り切れとのこと。
それを聞いて頭が地面に着くんじゃないかと思うくらい残念がった私が大層見てられなかったんだろう、ちょっとだけ残っていたものをそっと差し出してくれた。
しかもかまぼこだけでなく、蟹味噌もつけてのサービス。
これにはさすがの私もお辞儀した頭が下がりっぱなし。
おでこにかさぶたができてしまうのではないかというくらいに地面に額を擦り付けながら感謝を伝えさせていただいた。
血だらけの額をハンカチで拭きながら食べたかまぼこは旨味が強くかなり美味。
蟹味噌にいたっては、美味しすぎて言葉が見つからないくらいの衝撃を受けた。
これがサービスってのは少々やりすぎだよお姉さん。
感動していると隣に魅力的なセットが届いたではないか。

金升酒造プレミアム3種飲み比べ 1430円
200年以上の歴史がある金升酒造の代表作である金升と初花の飲む比べができる超お得なセット。
1番左の金升は先味グッとくる系でかなり美味しい。
初花は上品な飲み口でふわっと広がる芳醇な香りと旨味が特徴的。
ちょっとこっちのセットもかなりいいぞ。
飲み進め、少し酔いも回ってきたのでお腹に溜まるものが欲しくなった2人は、、、

左から順に
しそきくらげ 350円
舞茸辛味噌めし喰らい 380円
という強力おにぎりデュオを召喚。
これがふわふわでなんとも美味しかった。

みんな大好き、庶民の味方であるしそきくらげ。
しかし、ここで食べるしそきくらげはいつも食べるやつとはちょっと違う。
その理由はとにかく旨味が強くて存在感が桁違いだからだ。
しそきくらげの塩味はやや強めながら、新潟のお米の甘さがとにかく強いので上手くバランスが取れている。
こんなに美味しいおにぎりにはそう出会えないぞ。

めし喰らいという異名がついたこちらも絶品。
辛味噌でしっかり味付けされた舞茸がゴロリと入っており、満足感が半端ない。
お米の甘さと辛味噌の相性は抜群。
ちょっとこれ食べないと損するよってくらい美味しい。
飲み比べセット完飲、おにぎりもペロリと完食。
ちょい飲みであるものの満足感はかなり高い。
ここでベロベロなるまで飲むという選択肢もありといえばあり。
でもやっぱりアンテナショップの中なので、そこまでガッツリ飲むのは遠慮しておこうか。
遠く離れた新潟の地に思いを馳せながらお店を後にする。
えーと、とりあえずトイレだな。
「新潟をこめ」行ってみた感想
ここは0次会にもってこいの立ち飲みスペースだ。
気の利いたアテたちはどれもポーション小さめでお腹にたまりにくく、おひとりさんに優しい設計。
1000円そこらで3種類飲み比べできるので、ちょい飲みするにはちょうどいい。
泉の広場の目の前、新潟のアンテナショップ。
実に覚えやすい。
みなさんも是非。
ごちそうさまでした!!
「新潟をこめ」詳細
【 住所 】大阪府大阪市北区小松原町梅田地下街4-1 ホワイティうめだ イーストモール GoogleMap
【 電話 】06-6232-8356
【営業時間】月〜日 10:00〜22:00
【 定休日 】施設に準ずる
【 席数 】16席
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金、カード、電子マネー、QRコード決済可
1月13日現在の情報につき変更されている可能性があります。
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