
この日は珍しく大阪はミナミで用事があったため、少し歩いて「大衆食堂スタンドそのだ 心斎橋PARCO店」に行ってきた。
そのだ自体は谷町六丁目にあるお店に行ったことがあったものの、このPARCOの店舗は初めて。
かなり久しぶりの訪問なのでワクワクしているぞ。
今回は日曜日の13:30頃、2人テーブル席で乾杯してきた。
「大衆食堂スタンドそのだ」店内の雰囲気
お店は心斎橋PARCOの地下2階にあり、大阪メトロ各線の心斎橋駅から直結というイカつい立地。
しかも地下1階でPARCOと駅が繋がっているので、雨風にさらされることなくお店に到着できる。
しかし、この日は難波で用事があった後に行ったので、観光客とインバウンド客がひしめく通りを汗をかきながら移動しなんとか到着。
これだけで一仕事終わった気分だ。
お店に到着すると、ウェイティングボードが設置されていたので見てみると、待ちは1組だけ。
これはラッキーと2組目に「おなす」と書きしばし待つことに。
しばらくすると、、、
「2名でお待ちの、、、おなす?様?」
というのは冗談、冗談、マイケル・ジョーダンだ。
(。。。)
きちんと本名を書いて待ったから安心して欲しい。
(。。。)
まぁ待ったと言っても本当に5分程度、すぐに空いたテーブル席に無事案内してもらえた。

お店の中はご覧の通り大繁盛、まさに満員御礼状態だ。
谷六のお店よりもキャパは大きく、キッチンもかなり充実した広さがある。
ここは客層を考えてかテーブル席が多く、家族連れや荷物の多い旅行客、インバウンドのお客さんなど幅広い層で賑わっている。
うんうん、いいじゃないか。
とほっと一息ついたところだし、メニューに視線を落とすことにしよう。

表面には名物を中心としたアテ系のメニューがずらり。

裏面にはガッツリ系のメニューとドリンクたち。

ランチタイムはこの定食メニューを頼んでいる人が多く、飲んでいる人は少数派という立ち位置だった。

ご飯・漬物・味噌汁のおかわりが自由なら、その選択肢もありかもしれないな。
というかコスパだけを考えるなら、それが正解な気もするが、そんなこと気にせずにビールを注文しようじゃないか。
あ、店員さん、すいませーーーん!!!
と大声で叫ぶ一歩手前でモバイルオーダーの存在に気がついた私。
危うく恥をかくところだったと胸を撫で下ろし、早速QRコードを読み取った。
「大衆食堂スタンドそのだ」いざ実食!

サッポロ黒ラベル大瓶 720円
何気に初めましてかもしれない黒ラベルの大瓶。
これあんまり見ないよね?
想像しているよりスッキリで飲みやすい、これはいいビールだ。

名物 肉豆腐 650円
ビールとほぼ同時に到着した名物肉豆腐は最初のアテにピッタリの仕上がり。
プルプルになるまで煮込まれた牛すじはそのまま食べても美味しいが、やはり豆腐と一緒に食べるのがベターだ。
その際は、是非白ネギもたっぷり乗せて食べて欲しい。
その理由は、シンプルにそう食べた方が美味しいからだ。
シャッキっと辛味のある白ネギが全体の味を引き締めてくれる。
私もそんな存在になりたいものである。
(総監督的な立ち位置?)
しかし、こんなに美味しい肉豆腐にも弱点がある。
それは冷めるのが早いこと。
おそらく熱々の煮込みを冷たい豆腐にかけて提供しているからだろうが、とにかく冷めるのが早い。
そのため肉豆腐はパッと食べてしまうことをおすすめする。
とか言っていると、このお店の代名詞である、、、

チャーシューエッグ 650円
焼豚卵が堂々の登場。
この光景、何度インスタで見たことだろうか。
谷六のお店に行った時に食べた衝撃がいまだに忘れられず、再会を今か今かと待ち侘びていた。
そして遂にその時を迎えたのだ、そうチャーシューエッグとの再会の瞬間を。
最初は卵を潰さずに1枚食べてみる。
うんうん、これだこれだ。
しっかりとした肉質、これは肩だろうか?
噛めば噛むほど旨味が溢れるチャーシューは、やっぱりビールとの相性が抜群である。
そして2枚目、ここから卵を潰してつけて食べていく。
その時に忘れてはいけないのが下に敷かれたキャベツとマヨネーズの存在だ。
これらをチャーシューでくるっと巻いて食べることで、このチャーシューエッグは完成する。
そうだ、マヨネーズは思っている倍の量、そう、ぼってりつけて頬張るのがいいんだよ。
口いっぱいにチャーシューを頬張り、それをビールで流し込む。
そう、これが幸せへの最短距離、これが最強の法則だ。
なんて言っていると、、、

ユーリンチー 480円
中華の香りをまといし、魅惑の揚げ鶏が到着。
これはたっぷりとネギとタレをつけて、豪快に一口で食べるのがおすすめ。
そうすることで、全ての具材が口の中でタレとよく絡み、ユーリンチーを100%楽しむことができる。
しかし、この食べ方の難点が1つ。
それは猛烈にご飯が食べたくなることだ。
おいおい、そんなのビールで流し込めばいいじゃないと思うかもしれない。
しかし、このユーリンチー、そう一筋縄ではいかない。
私の推測では、猛烈にご飯を欲する何かが入っている。
(きっと合法の何か)
結局その答えはわからなかったが、ビールが空になったという事実だけがテーブルに残ってしまった。
何とも恐ろしいユーリンチーなこと。
(稲川淳二特製ユーリンチーの可能性あるな)
とここまで名物を中心に食べてきたが、お腹のキャパがまだまだ空いているので、、、

空芯菜炒め 750円
あったら頼んでしまう空芯菜炒めを注文。
今まで食べたことがあるものと違うのは、その長すぎるカット幅と究極にシンプルな具材だ。
私のイメージだと、もっと短くてゴロっとニンニクの欠片が入っているのだが、、、
と恐る恐る一口、、、
うんうん、美味しいけど飲兵衛的にはパンチが足りないね。
やはりゴロっとニンニクが入っていないのでパンチ不足。
しかし、味のベースは美味しいので手が止まらない。
そんな不思議な美味空芯菜の炒め物だった。

カオマンガイ 880円
最後の〆に頼んだのはガッツリご飯もののカオマンガイ。
昨年タイに行ってから個人的再ブームが来ているカオマンガイ。
ここで頼まんでも〜
という意見もあるだろうが、私は全然気にしない。
なぜならこれ、かなり美味しかったからだ。
シンプルな見た目ながら、お米はオイルでコーティングしてあったり、ついてくるスープが美味しかったりと、しっかり手がこんでいる。
鶏肉はしっとりジューシーに仕上がっており、ネギダレとの相性もかなり良き仕上がりだ。
パクチーラバーの私はたっぷりと乗せてガッツく。
ご飯の上に乗っているフライドオニオンも旨味を重ねてくれる。
うんうん、これは大満足だ。
結局大瓶2本を空けて、完食完飲。
やっぱいいな、そのだ。
またミナミで用事があったら寄ってみようかな。
無事お会計を済ませて暖簾をくぐる。
すると、そこには多くのお客さんが待っているではないか。
これは凄い人気だ。
しかし、それもうなづける。
さて、私は満足したので先に失礼させてもらおう。
おっと、その前にトイレだけいっとこ。
「大衆食堂スタンドそのだ」行ってみた感想
やっぱりいいぞ、そのだ。
名物はどれも美味しいし、他のアテやご飯系、揚げ物もかなり充実している。
このお店は家族連れやインバウンドのお客さんも多いので回転が早いのが特徴的。
そのため、3組待ちくらいであればすぐに入れるのではないだろうか。
行って損なし、それがそのだなのだ。
ごちそうさまでした!!
「大衆食堂スタンドそのだ」詳細
【 住所 】大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO B2F GoogleMap
【 電話 】06-6241-6116
【営業時間】月〜日 11:00〜23:00
【 定休日 】施設に準ずる
【 席数 】約50席
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金、カード、電子マネー、QRコード決済可
3月5日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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