美味しい余韻漏れる溜息 神戸三宮 「ふじまる」

【兵庫】三宮

三宮エリアの行きたいお店リストの最上位にリストアップしているものの、なかなか行けていなかったお店がここ「ふじまる」。

お店のインスタで9月中頃に移転し炉端焼きのお店に業態変更するとの情報をキャッチ。

今のふじまるに行けなくなってしまうではないか!と急いで予約し行ってきた。

良いよという噂は本当なんだろうか。

小太りメガネおじさんがしっかりと判断してやろうじゃないか!(あなた何者?)

今回は水曜日の18:30、2人カウンター席で乾杯してきた。

「ふじまる」店内の雰囲気

お店はJR三ノ宮駅中央口から歩いて3分ほどの位置にあり、アクセスは良好だ。

目印はにしむら珈琲店三宮店と、今は閉店してしまった男のロマンが詰まったビルこと信長書店三宮駅前店だ。

その2つのお店の間の道をまっすぐに進んでいくと右手にお店がある。

この看板とネオンを何度もインスタで見ては

行きてぇな〜と思ったものだ。

ちなみに移転先というのは、現在のお店から北へ1分ほど歩いた位置らしいので常連さんは安心して欲しい。

この日は珍しく現地集合。

私は念願のふじまるということもあり、ワクワクそわそわした結果、予約時間よりも少し早く着いてしまった。

まぁ暑いし先入っとこうかとおしゃれな扉に手を掛ける。

店内は和を基調としたおしゃれな内観かつ落ち着く雰囲気で安心した。

用意してもらっていた席は入り口から1番見えにくい場所で、

これは後から来ても私がいるかどうかわからないやつやん。

となったものの無事合流できた。

カウンター席からの景色はこんな感じ。

オープンなキッチンはお客さんの料理を手際よく作っている様子が見えるので、私としては絶景だ。

店員さんがみんなイケメンで羨ましいなと歯を食いしばりながらメニューに視線を落としていく。

とその前に、予約していると、、、

こんな感じで歓迎のメッセージを置いてくれている。

こういう気遣いには弱いタイプなので、沢山食べていっぱい呑んでやろうと簡単に思ってしまう。

おじさんの割に案外チョロいものである。

気を取り直してメニューを確認していこう。

めくっていくと

まずはフードメニュー。

インスタでよく見る名物のごまカンパチをはじめ、私が好きそうなメニューが並んでいる。

RITZってなんだ?

ん?

リッツか!!

と2人でなってちょっとだけ盛り上がる。

このページも悩ましいメニュー多数。

本当にどれ頼んでも美味しそう。。。

家の蛇口から石油が出ていれば

うーん、全部ちょうだい!

とか言えるんだろうが、私はしがない窓際サラリーマンなのでそれは無理そうだ。

さらに1枚めくるとドリンクメニューに変わった。

ここは焼酎が推しなので、あとでゆっくりと楽しむことにしよう。

基本的には500円均一と、そこまで高すぎることはない。

日本酒やワインもあって、飲兵衛には最高のラインナップである。

ここであえてボルトワインを頼むのも渋いな。

ちょっと暑くて喉がカラカラなので、早速いただいていきますよー!

「ふじまる」いざ実食!

生ビールぷれもる 500円

普段なら飲まないプレモルだが、この日の暑さとこの場の雰囲気の良さにカバーされ美味しく感じた。

やっぱり1杯目はビールだよね〜

鯖らっきょう 680円

名物の欄から選んだのは名物ごまカンパチではなく鯖らっきょう。

これがまたお酒泥棒なんだよ。

細かく叩かれた鯖とらっきょうの食感のコントラストが素晴らしい。

らっきょうの酸っぱい感じと鯖の旨味が手を取り合い仲良くしている。

上に乗ったとびこ?は見た目を華やかに演出しており、普段なら脇役であろうメニューを主役に押し上げることに成功している。

焼きズッキーニと金山寺味噌 580円

インスタの投稿からは漏れてしまったものの、美味しかった1品。

シンプルに焼いた旬のズッキーニに金山寺味噌を乗せて食べると最高に美味。

ズッキーニのみずみずしさを金山寺味噌が優しく包み込む。

結局こういうシンプルなメニューが1番美味しい説あるよね。

これは最高のアテだ。

麻薬たまご 550円

届いた瞬間一目惚れしてしまった劇薬たまご。

その美しい姿には、私の推しである元乃木坂の山下美月に近いものを感じる。(絶対にそんなことない)

トロッとした半熟加減が絶妙なたまごは、きっと全人類が好きだと思う。

たまごの下に隠れているシャイなタレをしっかりまとわせて食べれば、本当に意識が飛ぶくらいに美味しい。

タレはラー油が効いたピリ辛仕様になっており、お酒のペースをガンガン上げてくる。

お、ビールが空になってしまった。

それでは今日は珍しく焼酎に手を出してみることにしようかな。

六代目百合ソーダ割 500円

私が頼んだのはメニューに

ガツンと芋

と書かれた芋焼酎、六代目百合。

ガツンと言われましても、、、

とそこまで期待せず飲んでみると、、、

めちゃくちゃ芋!これはガツンと芋やわ〜

と思わず口に出してしまうレベルでガツンと芋を感じる芋焼酎だ。

芋焼酎好きならたまらない1杯だと思う。

大和桜ソーダ割 500円

こちらも芋焼酎だが、説明文にバランス◎と書かれるのが納得できるほど飲みやすかった。

焼酎初心者であればこのスッキリ感や飲みやすさに好感を抱くこと間違いなし。

あとパッケージがカッコよくて良い!(感想が中2)

鹿児島県産 地鶏のたたき 980円

ビジュアル100点、味120点の地鶏のたたきも最高のアテ。

私のおすすめは塩で食べることだ。

塩で食べる方が地鶏の旨味をダイレクトに感じることができ、より美味しく食べれるはず。

噛めば噛むほど旨味が溢れ出てくるので、このたたき1枚で調子よければ3杯は飲めそうだ。(酒乱)

謳歌ソーダ割 500円

メニューの説明文に紅茶の香りと書かれていたので気になって注文。

飲んでみると確かに無糖ストレート系の紅茶の味がして、食事との相性もいい感じ。

芋焼酎なのに紅茶の香り。。。

うーん、どうゆうこと?

エモティソーダ割 500円

こちらの芋焼酎はアールグレイの茶葉を使用しているので、まさにアールグレイといった香りが強くてかなり私好みだ。

色が濃い茶系なので見た目では焼酎だとわからない。

その上、アールグレイの茶葉を使用しているので味もかなり紅茶に近い。

えーと、これは焼酎なのか?という意見もあったりなかったするだろうが、正真正銘焼酎だ。

謳歌もエモティもかなり飲みやすくて、紅茶系の香りがする焼酎はかなりアリだ!

泉州水茄子お造り 490円

合法ハーブ(大葉)がたっぷりと乗った水茄子のお造りはさっぱりしてて、今の時期にピッタリのアテだ。

みずみずしい茄子に生姜、大葉、塩昆布を乗せて食べれば口の中が幸せでいっぱいになる。

あったらつい頼んでしまう魅惑のメニューなんだよ水茄子さん。

夏野菜の揚げ出汁 750円

2人して食欲が爆発中なので、まだ追加注文していくよ。

なす・オクラ・とうもろこしの揚げ出汁は超絶美味。

油と相性抜群のなす、出汁と相性抜群のオクラ、甘くて優しいとうもろこしは夏の風物詩。

夏を揚げ出汁で感じることができるってなんか素敵。

赤いあなたは確かトマトだったっけ?(この辺りから割と酔っているから記憶が曖昧)

CHILL GREENソーダ割 500円

マーガオの香りと説明に書かれており、少し気になり注文してみた。

マーガオの正体は不明だったが、なんだかスッキリ爽やかで飲みやすい。

ボトルを詳しく見てみると、ボタニカル系焼酎というはじめましてのワードにぶつかった。

へー、つまりジンとかに近いんじゃないの?

といい加減なことを言いながらも、確かにジンとかに近い柑橘などの香りがする。

もはや焼酎なの?と思ってしまうほどにおしゃれな味と香りを醸し出すCHILL GREEN。

私はこいつが結構気に入った。

青鹿毛ソーダ割 500円

めちゃくちゃ香ばしいと説明に書かれていた焼酎は、めちゃくちゃどころではない香ばしさを放つ美味焼酎だった。

文字にするとおそらく

めっっっちゃっくっっっちゃっ香ばしい!!!!!

って感じ。

しかも、それが飲んでからしばらく余韻として残る。

この余韻がたまらなく良い。

今回色々飲んだ焼酎の中で1番印象の残っているのがこの青鹿毛。

読み方は「あおかげ」

原料違いの赤鹿毛「あかかげ」という銘柄もあるらしい。

そっちも気になるな。

とか言っていると、本日のメインが到着した。

熟成塩引鮭といくらの土鍋ご飯 1合1980円

届いた瞬間思わず笑顔になってしまう土鍋ご飯。

しゃもじで鮭をほぐしながらご飯と混ぜていく。

いくらは潰さないように端のほうに寄せておくのがポイントだ。

散りばめられた柴漬けと鮭の塩味、ご飯の甘みが三位一体となって美味しいを形成している。

そこにいくらをぼてっと乗せると、特別感満載の〆ご飯に大変身。

どこまでも贅沢な土鍋ご飯である。

少々多いかなと思ったものの、その美味しさにぺろっと完食してしまった。

とここで終わりみたいに書いているが、実は、、、

篠峰 一合900円

〆の日本酒も飲んでいた。

ちょっと飲み過ぎじゃないか?

なんて声もあると思うが、この日はしっかりとご飯を食べているので問題なし。

スッキリした飲み口と芳醇な旨味が特徴の奈良のお酒は〆の土鍋ご飯と相性◎

最後に冷酒で〆るのありだな。

それにして沢山食べていっぱい飲んだ。

たぶんね、これは最初の歓迎のメッセージのせいなんじゃないか?

文字にして読んでしまったらそういう気分になっちゃうんじゃないのか?

つまりあの紙は洗脳するためのアイテムだったということなのか?

ふじまるの魅力にただただ取り憑かれているだけなんじゃないか?

うーん、とりあえず最高だったから良しとしよう。

お会計を済ませお店の外に出る。

いつもより軽くなった心と足取りで向かう先に、鬼絡みしてくる常連さんがいることもつゆ知らず。

「ふじまる」行ってみた感想

シンプルにもっと早く行っておけばよかったと思えるお店だった。

美味しいフードと種類豊富な焼酎、素敵な接客、居心地の良い雰囲気。

私の求めるもの、全てが揃っていたと言っても過言ではない。

業態変更後も期待大。

簡単な言葉だけど最高だった。

ごちそうさまでした!!!

「ふじまる」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-7-7 西山ビル 1F GoogleMap

【 電話 】080-4629-4853

【営業時間】火〜金 17:00〜23:00 土日祝 14:00〜22:00

【 定休日 】月

【 席数 】20席

【 喫煙 】分煙 店内加熱式タバコのみ使用可

【支払方法】現金、カード、電子マネー可

8月30日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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