神戸の飲兵衛の聖地である新開地。
そこには多くの人気店が軒を連ねているのだが、ここ「ホルモン焼しのぶ」は中でもトップクラスの人気を誇る超有名店。
行きたい気持ちは山々なのだが、何度お店に足を運んでも、満席満席満席と入れていなかったので、もう相性合わないのかなと諦めていた。
しかし、金曜日の仕事を早めに終わらせ足速に向かってみると、なんと席が空いているではないか。
今回は金曜日の18:00頃、3人立ち飲みで乾杯してきました。
「ホルモン焼しのぶ」店内の雰囲気
お店はカウンター席と丸テーブル2席という造りのため、お世辞にも広いとは言えないが席は綺麗に保たれており、清潔感は十分にある。
今回は3人だったので半外の丸テーブル席を陣取った。
元気でチャキチャキとした女将さんが1人で切り盛りされている。
店内は常連さんだけでなく、私たちのような新参者も割と多い。
メニューはカウンター上部や壁面に貼られており、そこから選んで注文するシステム。
気まぐれメニューがあるかどうかは、女将さんの奥に貼られている黒板をチェックする必要があるようだ。
フードはホルモン系のメニューが多く、ホルモン好きの私としてはテンションが上がるところ。
ドリンクはビールに酎ハイ、ハイボールに日本酒、焼酎にマッコリまで揃っており、十分ベロベロになれそうだ。
1週間の仕事の疲れを洗い流すために、今日も今日とて飲んでいきましょうか!
「ホルモン焼しのぶ」いざ実食!
生びーる 380円
ホルモン食べるならやっぱりビールに限るよね。
暑くなってくると、ビールが喉を通り抜ける時の爽快感は何にも変え難い。(年中言ってるだろ)
最近、「私、ビールが好きです!」というこの現代では珍しい後輩が入社してきた。
ビールが好きだと宣言してくれると、なんだか嬉しくなっちゃうよね。
同士ができたみたいな感覚なのかな?
これからしこたま飲ませてやろうと考えているところだ。
いや待てよ。
アルコールハラスメントで訴えられたらどうしようという実に現代的な悩みに直面する。
そんな小さな悩み事はビールで綺麗に洗い流そうか。(その考えがヤバいのよ)
アゴ刺し 400円
なんて変な妄想を繰り広げていると、お目当てのアゴ刺しが登場。
私勝手に、冷たくてちょっとコリコリしたような食感なのかなと想像していました。
ところがどっこい、温かくてトロッとしているではないか。
渡される時も
「温かいうちに食べてね〜」と声を掛けられた。
細長くカットされたアゴ刺しで器用にきゅうりを巻いていく。
巻き終わったら、それが崩れないように慎重に赤いタレにつけて口に運ぶ。
うん。これは美味神。
冷静でいられなくなるくらいに美味神。
アゴ刺しは甘い脂の塊で、きゅうりがそれに爽やかさをプラスしている。
タレは韓国味を感じる味付けで、おそらくコチュジャンとか豆板醤とか色々配合されているんだろうなって感じ。
口に入れた瞬間、口内の温度でアゴ刺しが溶けてなくなってしまうくらいにとろける。
これは美味神。
今日来れて良かった〜という気持ちが、ふつふつと体の奥底から湧いてくる。
豚タン塩 350円
脂っぽくオイリーだったアゴ刺しとは正反対なくらいに、しっかりと焼かれた豚タン塩。
粗挽き胡椒と不可逆レモンの味も相まって、最高のビールのアテにレベルアップ。
1人で来てたら、この2品で大満足しているところだった。笑
バサ 1本120円
ここから串焼ゾーンに突入していく。
最初に頼んだのはバサ。
食感がふわふわしているのが特徴的で、ホルモン嫌いな人が食べたら
「これいつ飲み込むん?」という鉄板ホルモンギャグをかましてくるだろうなと容易に想像できる。
柔らかくふわふわしているので、タレがよく絡みかなり美味しい。
実は串焼、塩で頼んでいたんだが、全部タレで来てしまった。
しかし、それも結果オーライやったなと思えるクオリティの高さ。
ここのタレはしっかりニンニクが効いていてちょい辛なので、お酒との相性抜群。
ガツ 1本120円
こちらのガツはバサとは違ってコリコリ系の食感が特徴的。
こっちもかなり美味しい。
バサ同様にタレとの絡みが良いので、ビールがスイスイ無くなっていく。
ホルモン 1本120円
最後に頼んだのは、ホルモンという名の串焼。
今まで食べたのもホルモンでないの?という疑問が浮かんでくるものの、食べた瞬間にこれこそがホルモンであると声高らかに言いたい気持ちになる。
なんとも言えないもきゅもきゅした食感なので
ホルモン食ってるな〜となること間違いなし。
もきゅもきゅとお肉を頬張れるのは、範馬勇次郎やビスケット・オリバなどの地下闘技場のファイターだけの特権かと思っていたがそうではなかったらしい。
そいつら誰やねんとなった人は、是非グラップラー刃牙から勉強することをオススメします。
ちなみに私は烈海王のファンです。
登場した時のあの圧倒的な強さ、高潔さ、カリスマ性の高さに心奪われましたね。
と、余談はこれくらいにして。
ここのホルモン串のお肉は小さめにカットされているので女性でも食べやすく、口周りが汚れることはないはず。
デートでも来やすいお店と言えるかもしれませんね。(言えない可能性の方が高いか)
終始軽めの注文だったが、この日はハシゴするぞと意気込んでいたのでこの辺でお会計。
まだ時計の針は19時過ぎを指している。
新開地の夜はまだまだこれからだ。
「ホルモン焼しのぶ」行ってみた感想
新開地の超人気店である所以がはっきりと分かるお店。
女将さんの人柄が良い、フードのレベルが高い、ドリンクの種類は豊富でコスパも良い。
そら人気なるよなって要素しかありません。
人気店故に満席で入れない時が多いのが玉に瑕ですが、それは仕方ないと割り切るしかない。
アゴ刺しは絶対に食べて欲しい。
そしてとろけて欲しい。
そのとろけた脂が心を潤してくれるはず。
最高だった。
ご馳走様でした!!!
「ホルモン焼しのぶ」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区新開地4-6-26 GoogleMap
【 電話 】非公開
【営業時間】火〜日 14:00〜22:00
【 定休日 】月
【 席数 】12席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
6月3日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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