
新開地飲みの2軒目は居酒屋から焼き肉屋さんに業態変更された「冨月」に行ってきた。
ここには数回きたことがあるが、業態変更されてからは初めての訪問。
焼肉も久しぶりなのでワクワクが止まらない。
今回は金曜日の20:00頃、2人カウンター席で乾杯してきた。
「冨月」店内の雰囲気
お店は各線新開地駅から歩いて2分と好立地。
目印は新開地のシンボル、ボートピア神戸新開地。
1軒目に行った「丸萬」から歩くと6、7分と酔い醒ましにはちょうどいい距離だ。
久しぶりにお店に来たが緑の看板はそのままに、大きく「炭火焼肉」と書かれているのが新鮮だ。
扉をガラリと開けて入ってみるとカウンター席はどうやら満席の様子。
これは無理かと諦めかけたその時、店員さんが奥のテーブル席へと案内してくれ無事着席できた。
金曜とはいえ、かなり繁盛している様子に勝手に嬉しくなる。
案内してもらった奥のテーブル席は手前のカウンター席よりも少し寒いらしく、
「寒かったら暖房つけて下さいね〜」と優しく声をかけてくれた。
飲兵衛は単純な性格の人が多いため、こういう心遣いをされると簡単にコロッといってしまうものだ。

コロコロと転がってしまう前にメニューを確認しておこう。
焼きものメニューは少数精鋭、ご飯ものスープものも選抜メンバーがずらりと顔を揃える盤石の布陣。
ドリンクは元居酒屋というだけあって豊富なラインナップだ。

奥のテーブル席だけなのかわからないが最初の注文は紙に書いて渡すシステム。
とりあえず瓶ビールを頼んでおこうか。
すいませーーーんと大声で叫ぼうとした時、席に呼ぶボタンがあるのを発見。
無事、静かに注文を終えることができた。
もう少しで恥をかくところだったと肝を冷やしたところにやってきた瓶ビールはキンキン。
それでは宴を始めよう!(ダサいな)
「冨月」いざ実食!

瓶ビール中 650円
普段はアサヒ派だが、実は旨味が強い赤星も好きな私。
赤星をアサヒのグラスに注ぐというタブーを犯しながら軽快に乾杯をしていく。
と、ここでカウンター席が空いたという吉報を受けたので早速移動。

久しぶりに座ったカウンター席から見える景色は、炭火の七輪と換気扇の他に変化はなし。
いや、今思い返せば数多く並んでいたギターがなくなっていたような気がするな。
とはいえ、これといった大きな変化はないように感じた。(違うかな?)

あぁ、この景色だけでもお酒が進むが、それだけではお腹が減ってしまう。
そのうえ悪酔いもしてしまうだろうから、お肉が届くまで暫し我慢の時間だ。
といっている間に届いたのが、、、

塩タン 980円
やっぱり焼肉での初手はタンだよね。
厚切りのタンは大きく、焼く前から既に美味しそう。
網の上に置いてさらっと両面を焼いて食べれば、タンの旨味が口の中で爆発する。
厚みがある分サクッとした食感で歯切れ良く、噛むほどに幸福指数が上がっていくようだ。
レモンを絞ればさっぱりと食べれるので、実質0キロカロリーということでいいよね?
なんてボケをかましていると届いたのが、、、

ライス(大) 250円
世の焼肉屋さんのライス大は小さすぎると、いつも文句を言っている私が絶句したライス大がこちら。
写真だと伝わりづらいかもしれないが、相当に大きい。
本当に小西真奈美の頭くらいあるから、気になる方は注文してみて欲しい。
(頼んだら絶対に完食してね)
しかし驚くのは量だけではなく、ふっくら美味しく炊き上がっている味にも驚かされる。
このお米が高いご時世、美味しいご飯を安くお腹いっぱい食べられるのは嬉しい限りだ。
塩タンでご飯を頬張っていると、そこに届いたのは、、、

左から順に
テッチャン 650円、ハラミ 980円、ミノサンド 730円
魅惑の3種盛りは玄人好みのホルモンたちだ。

3種類をちょっとずつ乗せて焼くこの光景は眼福という他になんというのだろうか。
丁寧に焼きお肉のポテンシャルを最大限に引き出すのが私の仕事。
じっくり見つめていたのだが、、、

油の多いテッチャンから出火。
氷ですぐさま消火活動し難を逃れる私たち。
ホルモン系は乗せすぎると火が出るので注意が必要みたいだ。
しっかり焼いたお肉たちを特製のタレにつけて口に放り込むと、、、
もう最高。
炭火で焼いた香ばしさとそれぞれのお肉の旨味がガッチリと手を組み、最高の美味しさを生み出している。
ジューシーなハラミは赤身の旨味満点、テッチャンはプリプリでコラーゲン満点。
ミノサンドはコリコリ食感とジューシーな旨味の二刀流。
どれも炭火で焼くからかとても美味しく、これが駅近の好立地で食べられるという奇跡。
新開地周辺に住んでる人はこの奇跡をありがたく享受すべきだと私は考える。

ちなみに声を掛ければニンニクとコチュジャンがもらえるので、必ずゲットしておこう。
これがあるのとないのでは焼肉の楽しさが段違いだ。
(臭ければ臭いほど焼肉は美味しいからね)
ジャンジャン肉を焼き、ガツガツ食べてご飯を頬張りビールで流し込む。
この動作を続けているといつの間にかお皿が空に。
(当たり前やろ)

お魚デザインの可愛いお皿を哀しい目で見つめてもお肉は戻ってこない。
しかし、確実にお腹の中に溜まっているお肉とご飯とビールちゃんたち。
ここらで無事、腹八分目に到着だ。
十分目まで食べちゃうと動けなくなるのでここでお会計。
こんなけ食べてビール2本空けても5000円以下というリーズナブルプライスで財布に優しい。
そのうえ満足感が半端じゃない。
こりゃまた通っちゃうぞ冨月さん。
今はなきチンビーフに想いを馳せる時もあるが、その心の隙間はミノサンドがそっと埋めてくれそうだ。
ありがとう冨月。
ありがとう新開地。
また近いうちに来るよ新開地。
帰ろうかと駅に向かう途中、何かに駆られるように勝手に逆方向に歩き出した私の両足。
その先にあるものとは一体、、、、
ん?
おでん?
「冨月」行ってみた感想
焼肉屋さんになっても最高だよこのお店。
ちょっと口コミとか見ていると、元々焼肉屋さんで業態変更というよりは戻したって感じみたいだ。
確かに居酒屋だった時から宴会メニューは焼肉だったもんな。
駅近でふらっと寄れる炭火の焼肉屋さん。
なんて素敵な文字の羅列なんだろうか。
また必ず来ます。
ごちそうさまでした!!!
「冨月」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区新開地4-6-16 GoogleMap
【 電話 】078−575−9155
【営業時間】月水木金土 17:00〜22:00 日祝 13:00〜21:00
【 定休日 】火、月一連休あり
【 席数 】カウンター約20席、奥にテーブル席あり
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金のみ
1月15日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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