お酒を楽しんだ後は少々歩きたくなる性分です。
フラフラと三宮を徘徊していると、以前から気になっていた「ロキ食堂」の前を通りかかった。
店の前にメニューが置いてあったので覗いてみると
何やら美味しそうな文字面が並んでいるではないか。
と感じた時には扉に手をかけ、入店へのカウントダウンはもう終わっていた。
今回は金曜日の22:30頃、2人カウンター席で乾杯してきました。
「ロキ食堂」店内の雰囲気
お店の外には可愛い看板が鎮座しており、お客さんを手招きしている。
酔っ払いは視線がだんだん低くなってくるので、これくらいの高さがちょうどいいと言えばそうだ。
しかし、ベロンベロンに寄ってしまうと真下しか見えないので
この低さの看板ですら確認できないであろう。
もうそうなればタクシーに揺られて帰るしか方法はない。
お金を持つとろくな考えに至らないものである。
お店の前のメニューは店内のものと同じ。
私はこの文字面を見て、無視できる根性は持ちわせていない。
どれも美味しそうだし、どれも私の好みだ。
お店に入ってみると、人の良さそうな大将が一人で切り盛りされているようだ。
コンパクトな内観は無駄を感じさせず、効率人間の私には好印象に映る。
少し前に周年イベントを開催していたようで、その名残が所狭しとテーブルの上に置かれている。
DJブースのような機材たちに、どんなイベントだったんだろうと想像を巡らす。
お店の外でも確認したが、もう一度入念にメニューを確認していく。
海鮮系が多いが、胃袋のキャパ的に少量でしっかりとしたものが食べたい気分である。
しかも牡蠣はさっき食べたところだった。
生憎カワハギ肝入り雑炊は売り切れたとのこと。
ドリンクは壁面に置かれた焼酎を中心に、ビールや少しだけサワーなんかもやっている。
と言っていた気がする。
いかんせん、酔っていたので内容をあまり覚えていない。笑
とりあえず、乾杯しときますか。
「ロキ食堂」いざ実食!
やきいも屋(水割り) 600円
壁面の焼酎の中でも一際目を引いたのがこちらの焼酎。
やきいもという名前がついているが、甘ったるいわけではない。
どちらかと言えばすっきり飲みやすい味に感じた。
すじ煮込み 600円
少量でガッツリしたアテの代表格であるすじ煮込み。
これが本当に美味しかった。
トロトロに煮込まれたすじは歯がいらないくらいに柔らかい。
ちょっと感動するレベルです。
濃い色をしているものの濃過ぎるということはなく、むしろ食べやすい。
上に乗っかったフレッシュなネギもいい仕事しています。
話を聞くと、二宮にあるホルモン錦で使っているお肉の端材を提供してもらっているとのこと。
ホルモン錦も気になっていたので、今度行ってその話をしてみようと思った。
これも持続可能な経済活動の一環だなと感じ、その一端を担ったような気分に浸る。
そして焼酎を飲む。
これは素晴らしい。
社会貢献もしながら美味しいものがいただける。
これ以上の贅沢はないよ。
焼きそら豆 400円
説明不要の春の大本命アテ。
大ぶりのそら豆を噛んだ瞬間に青臭さ(いい意味で)と共に私に春が訪れる。
ほくほくのそら豆と焼酎。
これに勝るペアリングはあるのか?
と本気で思う程に美味しかった。
お腹のキャパ的にここまでしか頼めなかったものの
2品ともレベルが高かったので、満足度はとても高く、
今日はよく眠れそうだと上機嫌に仕上がりました。
大将は話しやすい雰囲気で、一人で来ても楽しめそうだな。
次はお刺身と雑炊を楽しみにこよう。
そう決意しながら店を後にした。
「ロキ食堂」行ってみた感想
抜群です。
フードのレベル激高、焼酎の種類豊富。
しかもそこまで高くないのでコスパもいい。
それも加えて大将の人柄もいいとくればそら抜群ですよね。
お店のどこかに一筆書きのヨーダが隠されているので、行った際は探してみて下さい。
生で見ると結構凄いですよ。
二軒目、三軒目で行くには勿体無いなと感じる程にいい。
次は一軒目で行ってみよう。
ごちそうさまでした!!!
「ロキ食堂」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区加納町4-5-10 GoogleMap
【 電話 】078-332-7339
【営業時間】月〜日 17:00〜0:00
【 定休日 】不定休
【 席数 】10席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
4月12日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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