湊川には渋い酒場が多くあり、地元の飲兵衛たちの憩いの場所になっている。
そんな中でも人気が高く、お店の外まで賑やかな雰囲気がダダ漏れになっているのが「しまだ」である。
通りかかっただけだが、これはいっちょ行ってみるしかないなと決意をさせるその雰囲気。
これは期待できるぞ。
今回は日曜日の19:00頃、1人カウンター席で乾杯してきました。
「しまだ」店内の雰囲気
お店の外には何とも可愛い看板が。
やっぱり手書きだよな!!
と強く確信したこの看板。
大将らしき人物とビールを持った招き猫。
これに招かれない人間とは気が合いそうにない。
裏側は文字中心の内容だが、絶妙な下手さで書かれた文字が何ともそそる。
女性のおひとりさんも大歓迎ということは、私のようなおじさんなら余裕で入れるな。
そう思い暖簾を掻き分けて入店。
内観はなんだかほっとする雰囲気で一安心。
レクサスのロゴ字のカウンターとテーブルが3台ほど。
立ち飲み屋さんではあるものの、一番大きなテーブルだと8人くらいは収容可能。
写真を撮る前まではそこに賑やかな集団がおり、ワイワイガヤガヤしていました。
大きな声で統一教会の話とかユダヤ人がどうとか言っていた気がしたので
あまり見てはいけないと思った。
多分この感覚は正解だったと思う。
気を取り直してメニューを見ていこう。
ドリンクメニューはこちら。
お酒の種類が豊富な理由は隣が酒屋さんだから。
そうなんです。ここ角打ちだったんですよ。
だからこそ提供できる日本酒飲み比べセット。
興味はあったものの、ハシゴするよと自分の中で決めていたので泣く泣く見送る。
フードメニューはこちら。
驚くのはその安さ。
一番高くても280円という驚愕の安さに思わずガッツポーズ。
他にも関東煮や日替わりメニューもあって、飽きのこない工夫がされている。
お好み焼きでも320円なのか。
ちょっとこの店内だけ昭和にタイムスリップしていないか?
と心配になったものの、大丈夫そうなので注文していこう。
注文は伝票に自分で記入していくスタイル。
このスタイル好きですよ。
メニューと値段をしっかりと記入したら、それがここを楽しむための片道切符に早変わり。
「しまだ」いざ実食!
大瓶(アサヒ) 550円
選べるなら絶対にアサヒを選ぶ。
それくらいアサヒスーパードライが好きなの。
やっぱりビールはすっきり辛口が一番。
もちろん異論はあるだろうが、私はそれを意図的に無視する。
世界中が敵になっても、私だけはずっとアサヒスーパードライの味方だ。
は?
葉ワサビ漬け 200円
我ながらセンス良。と自分で自分を褒めちぎったチョイス。
確かに日本酒の方がいいんじゃないかという意見もあると思う
しかし、、、、、、私はビールが好きなの。
もうこのくだりお腹いっぱいだよね。
とにかく葉ワサビ漬けは最高。
板わさ 180円
正月くらいしかまともに食べない蒲鉾ですが、こうして出てくれば立派なアテです。
ワサビをつけすぎて泣きながら食べる板わさが大好き。
泣きながらビールで流し込む。ここまでが一連の流れです。
辛いと分かっていてもやめられない。
もう病気だよ。
焼売 200円
ここで温かいメニューが登場。
肉肉しい焼売は言わずもがなビールとの相性抜群。
これもたっぷり辛子をつけてツーンとしたところにビールを流し込む。
こんな贅沢他にあるか?
私はこれ以上の贅沢をまだ知らない。
焼売でビールのペースを上げ飲み干す。
もうないと分かっているのに、最終確認のために大瓶を傾けてみる。
その動作も哀愁があって良いよな。
どんどん大人になっていってることを実感した、湊川の角打ちでした。
「しまだ」行ってみた感想
湊川の角打ちのレベルの高さに圧倒されました。
ドリンク・フードは抜群に安いし、大将の人柄もすこぶる良い。
私のような一見さんにも優しくしてくれるから居心地がとても良い。
新開地などで普段飲んでいるのなら、ちょっと山側に歩いてここに一回来て欲しい。
飲兵衛ならなおさら来て欲しい。
また、オススメのお店ができてしまった。
嬉しい悩みである。
あと、このお店週末は持ち込みOK。
何とも良心的なお店だ。
個人的にはかなり気に入った。
絶対にまた来よう。
ごちそうさまでした!!!
「しまだ」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区東山町3-7-11 GoogleMap
【 電話 】078-511-0278
【営業時間】月火木金 16:00 – 21:00 土 12:00〜21:00 日祝 12:00〜20:00
【 定休日 】水
【 席数 】25席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
4月17日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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