日常生活を営む中では理性を働かせておく方が良いとされている。
本能のまま欲望を解放するのは基本的にNG。
そんなこと断じて許さないとする、本能解放警察がネットには数多く出動している世の中。
しかし、ここ「丸萬」の若鳥ももの前では本能剥き出しになるべきだ。
今回は日曜日の19:30頃、1人カウンターで乾杯してきました。
「丸萬」店内の雰囲気
お店の素敵な暖簾をくぐればまさかの自動ドアでお出迎え。
店内は私が最も好きな渋い、エモい雰囲気。
この木のカウンターテーブルがなんとも味のある雰囲気を演出しています。
家庭的でありつつ、特別感を感じることができる。
そんな素敵な内観が私の中の食欲を刺激する。
メニューは壁面やカウンター上部に貼られているスタイル。
定番メニューは木札、季節によって変わるメニューは紙札なんだろうな。
テーブル席も椅子の柄、ちょっと狭いテーブルと味満点。
振り返ると
「ステキな飲み方してますか?」
という酔いの覚める文字が目に飛び込んでくる。
流石に1人飲みでベロンベロンになったことはないが、酒乱と呼ばれてた時期もある私。
大学の時は酔ったら行方意不明になるので、ドラえもんの鈴付けとけ!と真面目なトーンで言われていたのを思い出す。
親に車で迎えにきてもらうこともしばしばという、まさにだらしない飲み方。
そう思えば酒癖は見違える程に改善したと言える。
主観ではそう思っているが、客観的に見たらどうなんだろうか。
と不安になりながらも、口からは「生で」というお決まりの台詞が飛び出していた。
「丸萬」いざ実食!
生ビール 中480円
きめ細かい泡が山に積もった雪のようだ。
春が訪れている時期に出す発言ではないか。
この発言は酒に流してしまおう。
アナゴ酒蒸し 900円
メニューの中でも一際輝いて見えたアナゴさん。
国民的アニメのアナゴさんよりも色白でさっぱりした印象を受ける。
見た目通りのあっさりした味わいは、目を閉じて感じるのがオススメ。
平井堅もこれ食べながらあの名曲を作ったのではないかと思うほどに美味しい。
例え方が下手すぎてピンと来ていない人が多いと思うが、結論とても美味しい。
わさびをちょっと付けて口に放り込めば、ビールが欲しくなる。
多分日本酒でも最高なんだろうなと容易に想像できる素敵なアテ。
いわしフライ 450円
アジでも牡蠣でもなくいわしフライ。
これがなんとも美味しい。
揚げたてサクサクで提供されるので、大きな一口で食べると火傷するから気をつけてお召し上がり下さい。
いわしの旨味が衣の中に閉じ込められており、その美味しさは想像を超えてきます。
そのまま食べても美味しいが、いわしフライにはやっぱりソースが欠かせない。
卓上調味料の中からソースを手に取り、豪快にぶっかけて食べてみて下さい。
若鳥もも 650円
圧倒的な存在感を放つ丸萬名物の若鳥もも焼き。
650円と聞くとちょっと高いのか?と思うかもしれませんが、ご覧の通りボリューム満点なのでむしろハイコスパメニュー。
じっくり時間をかけて焼かれた若鳥はしっとりジューシーな仕上がり。
甘めのタレがよく絡んで、これは絶品だ。
これは間違いなくかぶりつくのが正解。
しかし恥じらいを感じる人がいるというのも分かる。
確かに女性がこれを豪快に手で持ち、かぶりついているところを見られたくないという気持ちも分かる。
「すきぴの前でお口大きくあけられないよ〜」
なんて恥じらいがあるだろう。
しかし、私はここで断言したい。
その姿を見て幻滅するような男ならやめておいた方がいいということを。
彼氏の懐の深さを測るために若鳥ももを食べるっていうのもいいかもしれない。
やっぱり若鳥ももはかぶりつくのが一番美味しい食べ方だよ。
そう好きな人に言える男でありたいな。
自分の価値観に改めて気づけた1人飲み。
これだから1人飲みはやめられない。
ステキな飲み方を意識して、これからの飲兵衛街道を突き進んで行こうと決意した夜。
「丸萬」行ってみた感想
やっぱり丸萬は最高。
雰囲気、味、価格の全てがちょうど良い。
居心地もいいから、ふらっと寄っちゃうんだよな。
店員さんも優しいし、新開地のオアシスだよ。
本当はバッテラ食べたかったんだけど、若鳥ももにチャレンジできたから結果オーライ。
また行く。
ごちそうさまでした!!!
「丸萬」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区福原町27-5 GoogleMap
【 電話 】078-575-4184
【営業時間】月、水〜日 14:00~21:00
【 定休日 】火
【 席数 】48席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
4月20日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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