刺身揚物焼物全部超一流 兵庫西宮北口 「だんらん処 心」

【兵庫】西宮北口

未開の地西宮北口。

いつか開拓せねばと思っていたものの、行くあてもなかったので疎遠になっていた街。

どこかオススメのお店はないかと職場の後輩に聞いてみると「だんらん処 心」が良いよという情報をもらった。

どうせなら一緒に行ってみようかと重い体を阪急神戸線に委ねて向かってみた。

今回は金曜日の18:30頃、2人カウンター席で乾杯してきました。

「だんらん処 心」店内の雰囲気

西宮北口駅にはほとんど来たことがない。

私の勝手なイメージだが、西北にはガーデンズ以外、特に何もないという印象があるからだ。

ガーデンズですら、中に入っているテナント一覧を見て特に行く必要ないなと思うくらいである。

何もないにも関わらず多くの人が行き交うホーム。

ここには乗り換え路線だけでなく、疲れた体を癒すべく帰路に着くサラリーマンや、アホなことしか考えていなさそうな大学生など、多種多様な人種も交錯しているようだ。

お店に向かうには北西口から出るのがいいらしい。

駅を降りるとちょっとした広場があり、今から飲み会に行っちゃうよ〜みたいな大学生の集団が多く、なかなかいけ好かない雰囲気だ。

あと思いの外キャッチが多い。

それは居酒屋だけでなくガールズバーとかのものも多く、西北のクリーンなイメージを崩してしまっている。

なかなか西北にいいイメージを抱けないままお店が入っているビルに到着。

しかし、この看板を見た時からそのイメージは変わりつつあった。

心という漢字が笑っているではないか。

これは期待感を持って良さそうである。

コツコツと階段を一段ずつ登っていき、重い扉に手を伸ばす。

勢いよく開け入店し、予約している旨を伝え席に案内してもらう。

お店にはカウンター席とテーブル席があり、2人だとカウンター席に案内される。

テーブル席の方は仕切りで各席が仕分けされており、お忍びでも来れそうな雰囲気だ。

まぁ私、ただのサラリーマンなので忍ぶ理由もないんですけどね。

箸入れに書かれた文字も笑っている。

こういう些細なところにこだわってくれていると嬉しいですよね。

良さげな雰囲気とおもてなしの心に好印象を抱きながらメニューに目を通してみる。

と、ここで先に言っておきたいことがある。

このお店、フードだけでなくドリンクもかなり種類が豊富なので、今回はさっと紹介していくことにします。

想像以上に多くない?笑

しかもまだ日本酒がこんなにもあるのよ。

これは飲兵衛にとってはかなり嬉しいよね。

続けてフード。

定番メニューがここまで。

この日のオススメとかは

ね、メニューかなり多いでしょ。

しかもどれも美味しそうなのよ。

これは1人で来てたら悩みに悩んだだろうな〜って感じる。

2人で来てて良かった。

では、早速乾杯していきましょうか。

「だんらん処 心」いざ実食!

生ビール 550円

やっぱり最初は生ビールだよな〜。

照明がいい感じに当たって、いつもと違う表情を見せる君をそっと抱えてキスをする。

気持ち悪すぎて全米が震えそうな文章。

私は今、正気なのか?

そんな気持ち悪い文章を書いてしまったのは、このハイレベルのお通しが出てきたせいだ。

左から 魚の油淋鶏、子持ちこんにゃく、ほたるいか

こんな素敵なお通しが出てきたら、ちょっとキモくなっちゃうよね。(意味不明)

油淋鶏はピリ辛、こんにゃくはぶりんぶりんでプチプチ、ほたるいかは酢味噌最高。

全部が美味しく、これから来るメニューたちのハードルを一気に押し上げる。

これは前説の芸人が面白すぎて、本番にネタをする芸人全員がすべってしまうのではないかと心配になるくらいのレベルである。

と、そこに現れたのは

梅くらげ 430円

真紅の輝きが眩い梅くらげ。

これがまた美味しいこと。

今まで食べた梅くらげの中で一番美味しいと言っても過言ではないクオリティ。

食感がコリコリを通り越してゴリゴリバキバキのくらげ。

そこに甘みを微かに感じる梅が上手く絡み、上品でありながら絶品の梅くらげに仕上がっている。

正直これとお通しだけで1時間くらい楽しめそうだったが、さすがに1人でないので追加注文していく。

お刺身五種盛 1580円

圧巻のビジュアルを誇るお刺身盛り合わせ。

席にこれが届いた時、思ずスタンディングオベーションをかましてしまいそうになった。

左上から順番に

ぶり炙り、たい炙り、ホタテ、へだい、かつお、しまあじ という充実のラインナップ。

ん?

五種盛?

えーと、六種乗ってない?

正直な話、この投稿の画像編集をするまで気づかなかったこの異変。

間違って高い方頼んでいたのかなと思ったが、五種を頼んだはずだよな〜となっている今この瞬間。

サービス?予約特典?

真相は分からない。笑

お刺身の話をしましょう。

初めて食べたへだいはねっとりしつつ弾力があり、旨味が強いなという印象。

炙りの二種は香ばしさがプラスされており、お酒が進む。

特にぶり炙りは油が乗っているので口に入れた瞬間に溶けてなくなる。

ピントが絶望写真で申し訳ない。

ホタテもとろけるような食感で甘みが強く、かなり美味しい。

ここの刺身は恐ろしくレベル高いな。

そう感心してると、、、

鯛白子の天ぷら 880円

白子フリークの私には見逃せなかったこちらの一品。

鯛の白子って初めて食べましたが、癖がなく濃厚で結構美味しいものなのだと学びました。

サクサクと軽い衣をまとった絶品白子ちゃん。

白子ちゃんに冬以外も出会えることに胸のトキメキが止まらない。

ん?

トキメキ?

なんか最近トキメキって言葉どこかで使ったような気がするのは気のせいか。

しまほっけ焼き 830円

じっくりと火を通したほっけはふっくらジューシーな仕上がりで、旨味が強くてこれまた絶品。

これでも十分な大きさがあると感じるが、大将的には小さく見えたようで

ほっけ小さめなんで200円値引きしときます!

というこの世で一番嬉しいサプライズが。

これが630円なんて、それは実質タダみたいなもんだなとかなり得した気分に浸る。

ちょっと小さいなんて言わないと分からないのに、わざわざ言ってくれて値引きまでしてくれる。

なんていい店なんだ。

幸せな気分で体が火照ってきたので

じいさんの置き土産(甕入り) 水割り700円

変わった名前の麦焼酎に惹かれて注文。

スッと消えるようなスッキリした後味は食事の邪魔をしなくていい。

もしかするとロックとかで飲んだ方が良かったのかもな。

この後悔はまた次回きた時に晴らすことにしよう。

ちょっとトイレに行こうかしらと重い腰を上げると

トイレの前に椅子が置かれているではないか。

こういうホスピタリティ嬉しいね。

でも、切羽詰まっている時は座っていられないけどね。

ってかそんなに切羽詰まってからトイレに駆け込むなということだよね。

でも、話の流れとかタイミングとかでなかなかいけない時もある。

自分の体調と膀胱の調子にはいつでも気をつけておきたいものである。

「だんらん処 心」行ってみた感想

西北の悪いイメージを払拭できる程にいいお店。

お店選びに困ったらここを選べば間違いない。

そう断言できるクオリティ・ホスピタリティの高さがあります。

刺身、揚物、焼物の全てが超一級品。

コスパもかなりいい印象。

こりゃ近くにあったら通っちゃうな。

素晴らしい!

ごちそうさまでした!!!

「だんらん処 心」詳細

【 住所 】兵庫県西宮市甲風園1-6-4 エステートイザワビル 2F GoogleMap

【 電話 】079-831-5056

【営業時間】月土日 17:30 – 00:00 火水木金 11:30 – 14:00 17:30 – 00:00

【 定休日 】不定休

【 席数 】26席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金、電子マネー、カード、PayPay可

5月13日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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