三宮元町周辺には渋いお店が多いものの、中には「大衆居酒屋TOKI」のようにおしゃれなお店もある。
私、おじさんながらおしゃれな食べ物も好きという実にややこしい人間なんです。
でもおしゃれなお店に1人で行くのは心許ない。
そんな時は自慢のパワハラパワーを使い、可愛い後輩を強引に引きずり回して連れていくことにしている。
今回は木曜日の18:30頃、3人テーブル席で乾杯してきました。
「大衆居酒屋TOKI」店内の雰囲気
お店に着くと席に着くまでの第一関門として待ち構えているのが、1階か2階か確認する必要があるという問題。
私、実は以前来たことがあるのでお店が2階だと知っていたのですが、初めて来た場合はちょっと戸惑うかもしれませんね。
このTOKIは1階がSWALLOW TOKI、2階が大衆居酒屋TOKIという構造でできており、同じ系列ではあるものの違うお店という認識です。
予約する際はお気をつけ下さい。
お店の中央にある階段を登っていくと中2階部分にもテーブル席があるので、
どこまで登ったらええんや？
という疑問を抱くおじさんもいるかもしれませんが、そのまま上まで登っていきましょう。
2階部分はこんな感じ。
ちょっと薄暗いおしゃれな空間が広がっています。
天井部分がピンクで塗られているので、もしかするとセレッソサポーターがデザインしたのかもしれませんね。（多分ない）
IKEAで売ってそうな照明に照らされたテーブルにはお花が飾ってあるので、ここにいるだけで自分もおしゃれなのでは？と勘違いしてしまいそうになる。
こんな感じのおしゃれ空間なので、女性2人組かカップルの比率が高く、仕事帰りのくたくた限界サラリーマンは私しかいなかった。
気を取り直してメニューを見ていこう。
おいおい、メニューまでおしゃれなんかよ。
と、少しおしゃれすぎて疲れてきた。
めくってみると
コースの案内が。
量は少ないだろうが、こんなけ色々と食べれて飲み放題でこの値段なら安いな。
さらにページをめくってみる
ドリンクメニューはハイボールの種類の多さに驚く。
日本酒も結構あるな。
ビールはサッポロか。
サワーは女子うけしそうなラインナップ。
ワインが白赤しかないのが少し意外。
ここからフードになるようだ。
名物はから揚げとのこと。
このページは私の好きなページだな。
いちぢく、、、
名物ポテトサラダは頼んでみようかな。
それにしてもメニューの余白が多いな。
つるとんたんくらい余白が多い。
肉と揚げ物というハイカロリーページ。
文字面の破壊力No.1ページだ。
締めとデザート。
いや、お口直し。
こういうところがおしゃれだな〜。
最後は系列店のお知らせ。
こないだ行ったTOKI PAOも良かったし、この辺ではTOKI系列を選べば間違いないという空気を感じる。
メニューを一通り確認したので、早速乾杯していこう。
「大衆居酒屋TOKI」いざ実食！
生ビール 550円
おしゃれな空間だとしても乾杯はビール。
これは私が決めたマイルール。（ダサいし例外あり）
お通しはパインの白和え。
これが甘酸っぱくて美味しい。
これがお通しとか、センス良っ。
TOKIの卵ポテトサラダ 550円
映え映えなポテトサラダは味もしっかり美味しい。
上に乗った味玉は分けにくいので、パワハラパワーを行使し半分を強奪することに成功。
半熟気味の黄身がトロッととろけて美味しい。
牡蠣と春菊の自家製キムチ 700円
私が好きなものしか入っていない自家製キムチ。
大ぶりの牡蠣は濃厚で、フレッシュな春菊の癖とキムチの辛さが相まって絶品のアテに。
レモンは最後まで絞らなかったが、それが正解だったように思う。
辛味が結構強いので、苦手な人はレモンで中和させるのがオススメかも。
雲丹クリームのフライドポテト 700円
アイスクリームのようにボテッとポテトの上に乗せられた雲丹クリームは濃厚で美味しい。
ポテトにクリームをディップして食べれば、雲丹の濃厚さとポテトの塩味と海苔の風味がベストマッチ。
結構味濃いめなので、少量でお酒グイグイいける系のアテです。
ドライいちぢくといぶりがっこのクリームチーズ 550円
いちぢく、いぶりがっこ、クリームチーズという言葉に弱い私。
この組み合わせは絶対に頼んでしまう運命を背負って生きています。
ってかこれTOKI PAOでも食べてませんでしたか私。
まぁいいよ。どうせ好きだから。
いちぢくの自然な甘さを包み込むチーズの包容力といぶりがっこの燻製臭。
そこにミレービスケットの塩味が加わることで、いちぢくの甘さがより際立つ。
こんなWIN-WINな関係、他にありますか？
黒毛和牛もも肉の炙りユッケ風 1500円
なんか副菜ばっかやなと意気込んで頼んだ肉料理。
手元に到着した時はお肉が大判すぎて、
ん？なんだこれ？となりましたが、どうやらこれがTOKI風ユッケらしい。
高級玉子である蘭王を使用したユッケは、さっと炙った牛もも肉にタレと一緒に絡めて食べるらしい。
このタレは白葱の甘味が特徴的な自家製タレを使用しており、蘭王との相性も抜群。
卵黄を潰しタレとよく絡ませて食べてみると、口の中で和牛が2噛みくらいで消えてなくなる。
まさに溶けてなくなっちゃうのである。
しかし、口の中には確かに食べたという余韻が残っており、それをアテにお酒を飲む。
こりゃ美味しいぞ。
2枚目を食べても全く同じ現象が起こった。
こりゃ凄い。
なんだか喋るのがメインになってしまい、いつももうちょっと頼めば良かったなとブログを書きながら思う。
そうは思っていても、別に消化不良って感じでもなく、十二分に満足している。
お腹じゃなく気持ちが満たされているって感じ。
そう思える程に楽しくお酒が飲めているのは、いい後輩に恵まれているからなんだろうな。
あらゆるハラスメントに耐えてくれて感謝。（感謝じゃなく改善しろ）
こういう人たちをもっと大切にしていきたいなと思った元町の夜。
なんだかいつもより街が明るく感じた。
「大衆居酒屋TOKI」行ってみた感想
長年人気を維持しているのが分かる。
決して安くはないものの、質と雰囲気は抜群に良いと言える。
女子会、デートなどで選ぶとセンス良っと思わせることができるはず。
次は1階に行ってみようかな。
やっぱりTOKI系列は強し。
ごちそうさまでした！！！
「大衆居酒屋TOKI」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2 ニューもとビル 2F GoogleMap
【 電話 】078-599-8199
【営業時間】月火水木日 11:30〜14:00 16:00〜22:00 金土 11:30〜14:00 16:00〜23:00
【 定休日 】不定休
【 席数 】34席
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金、電子マネー、PayPay可
5月22日現在の情報につき変更されている可能性があります。
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