男にはガツンと食べないといけない時がある。
そんな時にオススメしたいのが、さんプラザの地下にあるお店「ご縁家」だ。
看板に「でかっ」と書かれている通り、デカ盛り自慢のお店。
今回は月曜日の18:00ゴロ、1人カウンター席で晩御飯してきました。
「ご縁家」店内の雰囲気
店内と言っても冒頭の写真の通り、カウンター席のみのお店。
厨房では、やたらと声のデカい大将が元気にせっせとデカ盛りを調理している。
本当に声がデカい。これは嘘じゃない。
今回のお目当てはこちらのやみつき丼の鶏である。
選んだ理由は体格のいい会社の後輩がオススメしてくれたから。
何だかこっちにも惹かれるが、こちとら初訪問なもんで、無難なやみつき鶏丼をチョイスした。
ちなみに隣のおじさん(こっちもおじさんだが)がチーズの鶏丼を頼んでいたのだが、ギルティー過ぎて私には丼を直視できなかった。
メニューが決まったら食券とご対面。
紙幣は1000円しか使えない上に500円玉も旧しか使えない。
しかし、こういうところがなんとも可愛いなと感じる。
なんていうか、頑張ってるなって感じするよね。
とか言っていると財布に5000円札しか入っていないではないか。
今から崩しに行くのも面倒なので、忙しそうだとは思ったものの、声の大きな大将に両替をお願いすることに。
私:両替をお願いします。
大将:はいよ!何円ですか?
私:5000円札です。
大将:はいよ!じゃあ、、、、、5枚か。ちょっとお待ち!
大将:(1000円札を扇子のように広げながら)5枚ね!
この扇子のように広げるのが見事。
そこでふと思った。
これ10000円札だったらどうなるんだろうかということを。
10枚を扇子のように広げてくれるのか、流石に広げられないから数えてくれるのか。
知っている人は教えて欲しい。
私としては10枚扇子のように広げて、1000円札のクジャクを召喚してもらいたい。
そんなことを思いながら鶏丼並盛のボタンを押す。
券売機から吐き出された紙切れを大将に手渡すと、これまた元気な声で
おー待ちください!!
とのコールが入る。
そこから少し待つと待望の着丼。
「ご縁家」いざ実食!
やみつき鶏丼 並盛680円
ちょっと神々しいくらいに輝く鶏丼。かなり美味しそう。
照り照りな揚げ鶏は竜田揚げのような雰囲気。
おそらく片栗粉で揚げているんだろう。
別角度からもどうぞ。
写真では分からないが、鶏と卵の他に申し訳ない程度にキャベツがいる。
一口サイズが2枚程度。
気休めだが、あるのとないのではいくぶん違う。
揚げ鶏は肉厚!って程でもないが、しっかりジューシーでかなり美味しい。
味付けは甘めながらしっかりおかず。
一口食べた時に思ったのが
世界のやまちゃんの手羽先の味に似てる!
だった。
他の食べ物に比べるのもどうかと思ったが、一番この味が伝わるフレーズがこれだと思った。
つまりビールにも最強に合うような味付けってことだ。
少し食べ進めたところで、丼の上に寝そべっているぐでたまを召喚することに。
このぐでたま、温泉卵の一歩手前くらいのちょうどいい硬さ。
あぁ。
ぐでたまと揚げ鶏の夢のコラボ実現。
ガツンと強めの揚げ鶏を卵が優しく包み込む。
これ最高。
マイルドガツン。
こんな男がいたらモテそうだな。
ロールキャベツ系男子の進化版は、やみつき鶏丼系男子(卵にくぐらせた後)なのかもしれない。
と考えていたところ、何やら目線を感じるな。
そちらに目を移してみると、なんとテーブル調味料が6種類もあるじゃないか!
そうか。
おい、俺たちを使ってくれ。
とこいつらが訴えていたんだな。
マヨネーズ、スイートチリソース、ラー油、辛そうな何か、紅しょうがと中身を確認し忘れた何か。
テーブル調味料界のアベンジャーズと言っても過言ではないメンツが揃っている。
その中でもダントツ人気を誇っていたのが、、、
そう、マヨネーズだ。
ちょっとかけすぎちゃう?
なんて思うかもしれない。
しかし!!!
この日、横並びで一緒に食べていたお客さんの中では一番少ない量でこれだ。
2席隣の大学生らしき若者は、鶏丼大盛りにドボドボになるまでマヨビームしてたし、隣のチーズ鶏丼のおじさんもチーズトッピングの意味がなくなるくらいにかけていた。
もしかすると、他のお客さんは鶏丼ではなく、マヨネーズを食べにきているのかもしれない。
そう思ってしまう程にみんなマヨネーズを大量にぶっかけていた。
ちょっとかけすぎちゃう?と思ったが、ここの鶏丼とマヨネーズの相性は異常なまでに抜群だから仕方ないとも思った。
鬼に金棒くらい相性がいい。
この罪悪感はクセになる。中毒性が高すぎるので本当に注意が必要だ。
そんなことを思いながら食べ進めているともう終盤戦。
ふと、正面の壁面を見てみると裏メニューの存在が大々的にアピールされているではないか。
なんなら裏メニューの出汁割セットは券売機で売っている。
裏メニューとは一体なんなんだ。概念?
出汁割りの正体は、最後にささっと啜りながら食べるひつまぶしスタイルか。
ちょっと興味はあるものの、今回はマヨビームで最後まで駆け抜けると決心していたので却下。
やっとの思いで完食。
ふーっと一息ついて丼をカウンターの上に置く。
ごちそうさまです。の声に
どぉおも、あーりがとーございましたっ!というバカデカい感謝の言葉を返してもらう。
満たされたのはお腹だけでなく、メンタルも。
どうやら、元気がない時はここに来たらいいようだ。
「ご縁家」行ってみた感想
ガツンと強めの味付けに全世界の男子が歓喜すること間違いなし。
甘辛いような甘じょっぱいような味付けはご飯に最高に合う。
テイクアウトしてビールと一緒に楽しむのもありかもしれない。
でもテイクアウトするとマヨビームはできないのか。
それは考えものだ。
しかし、それにしてもとにかく美味しい。
新神戸名物になりそう。ってかなっているのか?
名物になる時は是非元気な大将込みでお願いしたいものである。
ごちそうさまでした!!!
「ご縁家」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区三宮町1-8-1 さんプラザ B1F GoogleMap
【 電話 】非公開
【営業時間】月火、木〜日 11:30〜16:00 17:30〜20:00
【 定休日 】水
【 席数 】9席
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金のみ
5月24日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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