新開地で飲んだら、ここ「貝つぼ焼大谷」で〆るのがオススメ。
店内の雰囲気はもちろん、貝つぼ焼がお酒で弱った体に染み渡る。
今回は金曜日の21:00前頃、3人テーブル席で乾杯してきました。
「貝つぼ焼大谷」店内の雰囲気
先に謝っておく。
店内の写真もメニューの写真も何も撮っていないことを。
この日はちょっと楽しみ過ぎたようだ。
少しだけ雰囲気を言葉で伝えておくと、、、
暖簾を掻き分け店内の入ると、そこには大衆食堂のような雰囲気が広がっている。
入口から見て右手にはカウンター席が5席程度並んでおり、その奥の調理場では大きな焼き台が設置されている。
その大きな焼き台には焼かれる前の貝つぼ焼たちが行儀よく座っており、注文されるのを待っている。
入口から見て左の壁面には、甲冑や刀、陶器の置物たちがガラス張りのケースに収められており、まるで資料館のようだ。
見る人が見れば貴重なものが並んでいそうだが、私のような知識のない一般人が見ても「すげ〜」という薄いリアクションしかできないのがオチだろう。
テーブル席は4人掛けになっている。
メニューは以前来た時から変わっておらず、安定感を感じる。
文字だけじゃ分かんないよという方は、下記に過去訪問時の記事のリンクを貼っておくので飛んで下さい。
それでは乾杯ビールの写真も忘れたので、フードたちをご覧下さい!
「貝つぼ焼大谷」いざ実食!
だし巻き玉子 450円
大谷に来たら安定のだし巻きを頼むのがオススメです。
ここのだし巻きは新開地で一番ふわふわしていると言っても過言ではない。
ほぼ空気を食べているのと一緒です。(嘘です)
醤油がたらりとかけられただし巻きは出汁感が強くて味も濃い目。
貝つぼ焼が出てくるまで時間が少しあるので、これを食べながら飲みながら待つのが通のやり方。(9ヶ月ぶり2度目の訪問)
貝つぼ焼 880円
貝丸ごとという何ともキャッチーなビジュアルは、初めてくる人を魅了すること間違いなし。
「え、待って、すご〜い♡」
なんていうリアクションを期待することだってできそうだ。
いや、それはホイップクリーム盛り盛りのパンケーキくらいにしか期待できないか。
貝の中には一口大にカットされた貝とお出汁が並々に注がれており、ぱらりと乗せられて三つ葉が彩りを加えている。
食べる方法としては、最初は貝を箸で摘んで食べる。
貝を食べ切ったら、火傷しないようにお出汁をいただく。
これで〆完了。
じんわり温かいお出汁が全身に染み渡り、酔いも醒める。
醒めちゃったら、また飲めるな。
と追加のドリンク角ハイを注文し、さらに食べ進めていく。(〆の意味)
砂ぎも 750円
長めにカットされたネギが彩りと空間補填に一役買っている砂ぎも。
しっとりと火を通した砂ぎもはプリッとサクッといい歯応え。
ネギと一緒に食べるとシャキッと感がプラスされ、口内で旨味のハーモニーを奏でる。
濃いめの味付けなので、角ハイが消えるようになくなっていく。(怖い)
おでん 各165円
今回はおでんにも挑戦してみた。
注文したのは竹の子(2個)とこんにゃく(1個)。
こんにゃくは2個頼んだら残り1個だと告げられ、代わりに白滝ならあるとのことだったが、それならいらないと遠慮した。
白滝ってあまり好きじゃないんだよね。
つまり糸こんにゃくもあまり好きではない。
こんにゃくは大きなまま、ブリンと食べるのが良いのであって、ズルズルとすすりながら食べるのはちょっと違うんだよな。
とか言いつつ3等分にしたから、結局ブリンと食べることはなかったんだけど。
辛子を適量つけ口に運んでみると、これが何とも美味しいではないか。
竹の子もそうだが、おでんにお出汁がよくしゅんでいる。
ここはお出汁のクオリティが素晴らしいんだなと今更ながら気づく。
焼おにぎり 1個150円
おでんをもぐもぐしながら口を開けずに「んーひー」(美味しい)と言うあざとい後輩を尻目に頼んだのは、正真正銘の〆メニューである焼おにぎり。
香ばしく焼かれたおにぎりは、見た目からしてんーひー。(美味しい)
もっちりしているおにぎりを一口食べてみる。
ん?どこかで食べたことがあるようなないような?
という不思議な感覚に陥った私。
酔っている頭をフル回転してたどり着いたのが、ニッスイの冷凍焼おにぎりの味だった。
もっちりしている食感と、香ばしい醤油の風味に綺麗すぎる三角形の形。
おそらくレンジでチンではなく、実際に焼いているのだろう。
完全に個人の感想なので、気になった方は実際に注文して食べてみて欲しい。
もしくはカウンター席に座って、その作り方を自分の目で確認して欲しい。
そして実際どうなのか私に教えて欲しい!
まぁ実際冷凍だったからとてどうなのかって話である。
この焼おにぎりも十分美味しかったし、私はニッスイの冷凍焼おにぎりも大好きだ。
焼おにぎりを完食し、そそくさとお会計を済ませて暖簾をくぐり抜ける。
そこに待っていたのはいつも通り煌びやかにネオンが光る福原の街。
酔い火照った体を冷ましてくれる5月の風が心地良い。
うん。やっぱり私は新開地が好きなようだ。
時計は22時過ぎを指していたので、今日はこの辺でと駅に向かって歩を進める。
名残惜しさに後ろ髪を引かれながらも、私は帰路についた。
「貝つぼ焼き大谷」行ってみた感想
新開地に来たらやっぱり貝つぼ焼が食べたくなっちゃうのよ私。
あのほっこり感は貝つぼ焼にしか出せない。
今回はおでんや砂ぎも、焼おにぎりなんかも食べれて大満足。
新開地は1人で来るのが1番だと思っていたが、実際はそうでもないらしい。
これからも新開地居酒屋応援大使(自称)として、魅力をどんどん発信していきたいと改めて思った1日だった。
素晴らしい1日をありがとう。
大好きだ、新開地。
ごちそうさまでした!!!
「貝つぼ焼大谷」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市兵庫区福原町15-16 GoogleMap
【 電話 】078-576-1504
【営業時間】月、火、木〜日 17:00〜0:00
【 定休日 】水
【 席数 】30席
【 喫煙 】全席喫煙可
【支払方法】現金のみ
6月6日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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