週の頭は気分が乗らない。
ほぼ真下を見ながら帰宅していると震えたスマホ。
画面を確認してみると「ニカオアこない？」というご機嫌なラインだった。
すぐに行くと返信し「ニカイノオアシス」へ足早に向かった。
今回は月曜日の18:30頃、2人カウンター席で乾杯してきました。
「ニカイノオアシス」店内の雰囲気
店名通りに2階へ上がる階段を上りお店に到着。
相変わらず綺麗で清潔感に溢れた店内は、やや年齢層が低めのお客さんで席が埋まっている。
と書きたいところだったが、この日は月曜日ということもあり落ち着いた雰囲気。
これくらい落ち着いている方がオアシスに近いのかもな。
なんてつまらない感想を抱きながらメニューに視線を落とす。
せんべろセットには惜しくも間に合わず。
その時間わずか６分。
舌を噛み切りそうになるくらい悔しかったが、こんなんで死んだら勿体無いので冷静にメニューを確認していく。
お客さんの年齢層が低めなのが分かるようなドリンクメニューだな。
私の個人的な意見だが、メガサイズでドリンクを頼む人はまだまだ子どもだと思う。
なぜって？
ビールだったらぬるくなるし、サワーやハイボール系は氷が溶けちゃって薄くなってしまうからだ。
お酒を楽しむのが大人であって、量を飲んで酔いたいだけならまだまだ坊やだ。
とか言いつつ鳥貴族に行ったらメガビールを頼んじゃうんだから俺もまだまだ子どもだな。
フードはこんな感じ。
多分天ぷらのメニュー表がどっかにあったんだろうな。
そっちは撮り忘れたが、今回はまぁいいことにしておこう。
ここの名物はなんと言っても活〆車海老だ。
インスタでもよく見るし、前来た時も食べた気がする。
カナッペ。
カナッペってあの、そんな奥さんおらんやろのカナッペ？
あれ好きなんだよね。
あんな女実際おりそうやしな。
いや、そのカナッペじゃないか。
この話続けても面白くならないので、早速飲んでいきましょうか。
「ニカイノオアシス」いざ実食！
サッポロ生ビール黒ラベル 390円
せんべろ頼めなくても十分安いから問題なし。
誘ってくれた飲み友が見せつけるようにせんべろセットを楽しんでいる。
いやいいんだ。
俺は別にせんべろセットが頼めなかったからといって、悔しいとか思ってないから。
本当だよ。
なんだか今日のビールはちょっと苦く感じるな。
ザ‼︎さば燻製どや 480円
どや！と言われたら頼まざるを得ない感じになるのは私だけ？
今回は結果的に正解だったから良いものの、これは大阪人の困った習性だ。
手前が炙りで奥が生。
両方楽しめるのはお得感もあっていい。
炙りは脂が溶ける感じで生は〆さばの脂のっているバージョンといった印象。
肉厚で結構美味しいし、2度楽しめると考えると次も頼んでしまうだろうな。
個人的に〆さばが好きなので、このメニューは結構アリ。
ゴーヤの天ぷら 値段忘れ
沖縄帰りの酒友を尻目にゴーヤを頼むという傍若無人ぶり。
いいよ。と言ってくれてはいたものの、その本心はきっと煮えくりたぎっていたことだろう。
しかし、このゴーヤ天、食べると結構美味しい。
苦味の奥から甘みが顔を出す。
これは頼んで正解だったなと、ほっと胸を撫で下ろす。
酔いも少し回ってきたところ、2人でたわいもない会話を繰り広げていると、近くに座っていた少し変わったお姉様が会話にちょいちょい参加しようとしてくる。
なす：歯医者に行って毎回新しい歯ブラシくれんねんな
酒友：それ絶対毎回請求されてんで。それやられてんで。
なす：そうよな〜。やっぱりやられてるよな〜
お姉様：うん。絶対に請求されてるよ。（キリッ）
なす：え、あ、はい、ね〜（汗）
うん。キリッとちゃうねん。
お店のBGMに体を揺らし、注文するたびにキリッとした笑顔を店員さんに向けるお姉様。
私、こんな感じの変わった（独創的な感覚をお持ちの）お姉様（おばはん）好きなんですよね。
勝手におもしれぇな。となっているところに
活〆車海老 1尾190円
このお店のメインが到着。
水槽から取ってきてすぐに殻を剥いて提供されている車海老は、醤油につけると身がビクビクと動くくらいに新鮮。
この驚きの鮮度を支えているのが、、、
お店の外にあるこの水槽だ。
七色に輝く尻尾を持ち豪快にかぶりつくと、プリプリを通り越してぶりんぶりん。
R指定もこれ食べて歌詞書いたんちゃうかなと思うくらいにぶりんぶりんだ。
ただ、バンバンな部分が見当たらないので、おそらく私の見当違いだと思う。
添えられた海老の頭は素揚げにされており、食べることが可能。
普段から揚げられた海老の尻尾や頭を食べるタイプなので躊躇なく口に運ぶ。
香ばしい海老の風味が楽しめるしゴミも減って非常にエコだ。
ただ、普段食べない人は怪我をする可能性があるから食べる場合は気をつけて欲しい。
お、近くのお姉様がまた話て欲しそうにこちらを見ている。
どうする俺。
たたかう →にげる なかまにする
→にげる を選択。
まぁそのタイミングでちょうどビールもなくなったし、フードも食べ切った。
長居するようなお店でもないので、ここはさっと退散しようか。
名残おしそうな視線を感じた気がしたが、振り返ることなくお店を後に。
ちょっともう一軒行こうよと次は逆にこっちから誘う。
酒友は持ちつ持たれず。
持つべきものは友と危機管理能力だな。
「ニカイノオアシス」行ってみた感想
さっと飲んでさっと出るならここは最適な酒場だ。
駅から近いので帰りにふらっと寄りやすい。
私のようにせんべろセットを逃しても、組み合わせ次第ではせんべろは可能。
梅雨時期でも駅近なのでそこまで濡れずに入店可。
階段は滑りやすから気をつけてね。
2軒目3軒目でも使いやすいので覚えておいて損はなし。
ごちそうさまでした！！
「ニカイノオアシス」詳細
【 住所 】兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル 2F GoogleMap
【 電話 】078-862-1209
【営業時間】月〜金 16:00〜23:30 土日祝 14:00〜23:30
【 定休日 】不定休
【 席数 】25席程度
【 喫煙 】全席禁煙
【支払方法】現金、PayPay可
7月10日現在の情報につき変更されている可能性があります。
行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。
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