行列嫌いでも並んじゃう 神戸三宮 「天一軒」

【兵庫】三宮

私を筆頭に大阪人は全員行列に並ぶのが嫌いである。

しかし、ここ「天一軒」には今後並ぶことになりそうだ。

神戸の町中華といえばここだよ!という人も多い人気店、その実力をまざまざと見せつけられた。

最初に言っておくが、期待を遥かに超える味だった。

今回は土曜日の19:30頃、2人テーブル席で乾杯してきた。

「天一軒」店内の雰囲気

お店はJR三ノ宮駅東口を出て、歩いて1分ほどで到着できる最高の立地にある。

タクシー乗り場のある方から駅を出て、右(東方向)。

数多くのパチンコ屋さんを通りぬけて、信号を1つ超えたらすぐお店だ。

お店の外観はまさに町中華という感じでほっとする。

OPENから1時間程度は常に行列ができているので、近くまで来たらすぐに場所はわかるはず。

しかし、この日は少し遅い時間であることとタイミングがよかったためスッと入店できた。

どう?渋いでしょ?

カウンター席の椅子は可動式みたいで、京都の鴨川の土手みたく等間隔でカップルが座っているのが少しツボ。

テーブル席は2人組であれば相席になるので、私のようなコミュ障には少々ハードルが高めといえそうだ。

しかし、後々発覚したんだが、相席ってそんなに気にならない。

正面に知らない人が2人座っているんだが、会話も全然聞こえないし思いのほか快適だった。

これは結構大きな発見だな。

お腹が減っているので早速メニューを見ていこう。

フードメニューは少数精鋭で無駄のないラインナップだ。

インスタなどで調べてみると、どうやら名物は焼鳥モモらしい。

どれもそそるがこの日はガッツリ食べたい気分だったので、珍しくアレを注文してみた。

ドリンクメニューはこちら。

町中華といえばこれくらいだよな〜というラインナップに心躍る。

ビール、チューハイ、ハイボール、紹興酒、日本酒。

これ以上町中華に求めるのはナンセンスだよ。

なんて言葉が聞こえてくるような、しないような。

ちなみにドリンクは席に座った瞬間聞かれるのであらかじめ頼むメニューを決めておこう。

注文に迷っていると、(物理的に)大きな女性店員さんにムスッとされると同時に、はよ注文しろよという無言の圧を喰らうことになる。

正直、店員さん全員気持ちのいい接客態度ではない。

と言うか、接客態度は相当悪い。

ここだけがこのお店のマイナスポイントだ。

うーーーん、と思っているところに私の機嫌を直してくれる黄金色のドリンクが届いた。

「天一軒」いざ実食!

生ビール(中) 500円

ここまで泡を排除した生ビール見たことないよね?

ひたひたまで黄金色の液体が注がれたジョッキ。

接客はいただけないが、こういうホスピタリティはすこぶる高いんだな。

ビールに関心していると、注文したヤキメシについているスープが届いた。

町中華の真髄はこのついてくるスープで決まると言っても過言ではない。

心して1口。

う、う、うまい。

あっさりコッテリしたスープ、これだけで1杯飲めそうなくらいに完成度が高い。

そこに間髪入れず届いたのが、、、

ヤキメシ 700円

一瞬で出来上がるヤキメシは見た目からして美味しそうだ。

今時のパラパラ系ではなくしっとりベチャ系。

具材もとてもシンプルで飾り気がなく好印象だ。

パクッと1口、、、

これがヤバいくらい美味しいのよ。(語彙力ヤバすぎ)

濃いめの味付けで病みつきになる系ヤキメシだ。

食べてる手が止まらいくらい美味しい。

何口食べても次の1口が楽しみになるくらいに絶品だ。

ちょっとこれ、しっとりベチャ系ヤキメシの日本最高峰かもしれないぞ。

1品目から面食らっていると、、、

ぎょうざ 300円

パリッとした焼き目が美しい焼きぎょうざが到着。

このお皿の柄も相まって、かなり美味しそうに見える。

お箸で持っただけでわかる皮のもちもち感に期待値爆上がり。

食べてみると、こちらもめちゃめちゃに美味しい。

予想通りもちもちの皮は小麦の風味を感じるほどに味がしっかりしている。

その皮に負けない餡、これがまた味濃いめでかなりイケる。

ぎょうざの味が強いのでつけるタレは酢ラー油がおすすめ。

焼鳥モモ(カタイ) 700円

ヤキメシとぎょうざの美味しさに感動しているところに届いた名物の焼鳥。

今回はカタイをチョイスしてみた。

カタイとヤワラカイの違いは親鶏と雛鳥の違いなのかな?

私の考えが間違っていなければカタイ方が旨味が強くてお酒に合うはずだ。

確か香川県の名物である骨付鳥ではそうだったはず。

お箸で持ち上げただけでわかるその硬さ。

これはどうだろう、、、

うん、最高。

ビーフジャーキーの一歩手前くらいの硬さで噛みごたえ十分。

やはり予想通り噛めば噛むほどに旨味が溢れ出す。

これ1切れでビール1杯イケるくらいに味が濃く、お酒との相性抜群だ。

やはり名物と言われるメニューは破壊力満点だな。

ビールは2人でトータル4杯、料理は3品でフィニッシュ。

お会計は3700円。

こりゃ人気でる訳だ。

ぶっきらぼうに背中を見送られお店を出る。

最後まで接客は良くないな〜と思ったが、今回は珍しくもう来ないとはならなかった。

むしろ他のメニューが気になって仕方ない。

途中から相席になったカップルが食べていた熱々の中華そばがなんとも美味しそうだった。

接客悪くて行列に並ばないといけないが、ここは絶対にまた来るな。

ちょっと半端ないお店だった。

あぁ、ブログ書きながら思い出してたらまたお腹減ってきた。

ちょっと行ってくるか。

「天一軒」行ってみた感想

凄すぎて正直びっくりしている。

ひたひたのビール、熱々絶品のヤキメシから始まった最高の食体験。

そら並んででも行きたくなるよな〜と心底思える味だった。

後から調べてみると食べログ中華百名店。

これには納得。

うん、やっぱりちょっと今から行ってくるわ。

ごちそうさまでした!!!

「天一軒」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-1-100 GoogleMap

【 電話 】078-241-6408

【営業時間】月火木〜日 17:00〜22:00

【 定休日 】水

【 席数 】21席

【 喫煙 】全席喫煙可

【支払方法】現金のみ

12月21日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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