朝から飲める大人気角打 神戸元町 「赤松酒店」

【兵庫】元町

神戸南京町は言わずと知れた中華街。

豚まんや焼き小籠包が並ぶ中、路地をシュッと曲がると「赤松酒店」にぶち当たる。

え?タイムスリップしちゃった?

と一瞬錯覚を起こしそうになる、昭和感満点の外観。

実はここ、神戸で一番と言っても過言ではないほどに人気がある角打ちだ。

もう何度目だろうか、何度来てもワクワクソワソワしてしまうのは

私だけではないはず。

今回は金曜日の13:00頃、ひとりカウンター席で乾杯してきた。

「赤松酒店」店内の雰囲気

お店は各線元町駅、もしくは地下鉄の旧居留地・大丸前駅から徒歩2分ほどの位置にある。

エリアとしては南京町の中にあり、その立地と外観のギャップに最初は驚くことになるだろう。

この日は平日の昼間にやってきた私。

そう、わざわざ半休を取って飲みに来たのだ。

それほどに価値がある、それほどにいいお店ってことだ。

スカッと晴れた空と、お店の看板の構図が美しい。

まさに飲み日和。

神様が、「おいお前、仕事なんてやめて飲みに行けよ、早く」

と言ってくれているに違いない。

(倒置法で強調してくるタイプの神様みたいだ)

入り口近くの営業日の案内でやっていることを確認。

朝9:00からやっている、、、

なんて親切なお店なんだ、脱帽。

ガラガラっと扉を開けて入店、平日の昼間ということもあり流石に空いている。

ここは私が最近ハマっている角打ちだ。

飲み物や食べ物はカウンター越しに注文し、そこで受け取るのがベター。

瓶ビールを注文した場合は、飲み干したら下のケースに自分で戻すのがマナー。

他、食べ物のゴミなどの燃えるゴミが出た場合は下の缶へ捨てよう。

角打ちのルールをおさらいしたところで、早速注文していこう。

飲み物は店員さんに直接注文、食べ物はカウンター中央に並べられたものから選び

店員さんに渡す、もしくは口頭で伝えるようにしよう。

おでんはもちろん口頭で。

さぁ、お店内のルームツアーはこれくらいにして、飲んでいこうぜ。

「赤松酒店」いざ実食!

サッポロ大瓶 値段忘れ

多分600円と思われる赤星大瓶、これがよく冷えていて美味いこと。

赤星があるお店は名店だという噂、あれ結構当たっている気がする。

スイスイなくなってしまいそうなので、ここらでアテを注文だ。

焼き塩サバ 値段忘れ

カウンターに並んだ魅惑のメニューから迎えたのは、脂が乗った塩サバ。

テカテカした身はふっくら厚めで味しっかり。

この一切れで大瓶1本空いちゃうよってくらいに酒泥棒な一品。

ちまちま食べながらちまちま飲むスタイルにはもってこい。

これぞまさに角打ちって感じのメニューだな。

左から順に

明太子 値段忘れ

おでん 牛すじ、大根 値段忘れ

赤星をおかわりしながら頼んだのは、贅沢な明太子と味しみしみのおでんちゃん。

一切れ1グラス確定の明太子も塩サバ同様にちまちまいける系の代表格。

おでんの牛すじは旨味強め、大根は味しみしみほっくり美味しい。

たっぷりと辛子をつけて食べると、想像を超える辛さでビールが進む進む。

流石にお昼時だったので空席が目立ったものの、常に5人くらいはお客さんがいる状態。

これ、週末だと朝からいっぱいになるそうだ。

話が少し脱線するが、ここの名物でもある店主、通称おやっさんは近々引退されるとのこと。

当初はそのままお店を畳もうかと思っていたらしいんだが、

それを聞いた常連客の1人が、ここがなくなるのは寂しい、

そういうことなら継がせてほしいと名乗り出たのが現在お店に立っている増田さん。

なんとも男気のあるエピソードだ。

現在はパートナーさんと一緒にお店を回しており、まさに新体制といったところ。

今までのお客さんを大事にしながら、今までのやり方や伝統を守りながら、

赤松酒店は新たな航海に繰り出そうとしている。

「赤松酒店」行ってみた感想

半休を取っても行く意味がある、まさに名店。

雰囲気、コスパ共に最高。

正直、これが何円でこれが何円ってのは分からないが

最後のお会計の時に毎回安って驚く。

代替わりしても変わらない居心地の良さ。

あぁ、なんて最高なんだ。

そろそろボトルキープしよ。

ごちそうさまでした!!!

「赤松酒店」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区栄町通1-2-25 GoogleMap

【 電話 】078-331-6634

【営業時間】火〜土 9:00~21:00 日祝 9:00〜19:00

【 定休日 】月

【 席数 】30席程度

【 喫煙 】全席喫煙可

【支払方法】現金のみ

12月22日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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