貝が好きなら絶対に行け 神戸三宮 「シェルハラ」

【兵庫】三宮

私、実は貝料理が大好きだ。

三宮でどこかいいお店はないかと調べてみると「シェルハラ」という貝料理屋さんを見つけた。

これは期待できると直感が働いたため、貝料理が好きだと豪語する後輩と一緒に行ってきた。

今回は金曜日の18:30、2人カウンター席で乾杯してきた。

「シェルハラ」店内の雰囲気

このお店、神戸サウナの裏手という好立地である。

しかし、テナントビルの2階ということもあり少し見つけづらい。

目印はこの看板だ。

割と遠目からでも発見できるので、初めて行く場合は覚えておくことをオススメする。

階段をトントンと音を立てながら上がっていくと

そら当たり前やろ。と言いたくなる注意書きと共にお店を発見。

過去に貝で食あたり経験のある方は割といるような気がするが、私は対象外なので構わず扉を押し開ける。

店内に入って最初に感じたのはとてもコンパクトな造りであること。

2人で予約していたのでカウンター席を案内された。

そこから見える景色はこんな感じだ。

カウンター席が6席、4人掛けのテーブル席が2席と個人的には好きなキャパ。

小さめのテレビでは野球中継が流れており、大将の趣味を垣間見た気がした。

基本的には予約していないと入れないお店だと思っておく方が良いと思う。

フードメニューはこんな感じ。

主に貝を使ったメニューが並ぶものの、途中焼きしいたけがいたり海ぶどうがいたりとバラエティー豊かだ。

このお店の名物は左下の貝蒸しなので後で頼むことにする。

ドリンクも豊富なラインナップ。

特に力が入っているのが

日本酒メニューだ。

兵庫のお酒を中心に全国の銘柄を取り揃えている。

確かに貝料理と日本酒は絶対に相性いいもんな。

いつも通り店内に響き渡るくらいの大声で店員さんを呼ぼうとした瞬間目に飛び込んできたのが

注文はスマホから。

危うく飲み始める前から店員さんに嫌われるところだった。

スマートに注文し、彼女が到着するのを待つ。

「シェルハラ」いざ実食!

生ビール 680円

この雰囲気でなければ高すぎて注文するのを躊躇ってしまうような価格設定。

680円。

昼マックやったらビッグマックセット頼める値段だ。

しかし、このお店に来て値段を見ながら注文するのはナンセンス。(ダサい)

いつもより味わって飲む香るエールは、いつも以上に華やかかつ芳醇な香りがする気がした。

お通しは鱧と帆立の酢味噌という粋な小鉢。

正直、このお通しが出てきた時点で勝利を確信した。

たいらぎ貝 1980円

あの大きなたいらぎ貝を刺身で食べることができるという贅沢。

初めて食べたたいらぎ貝はさっくり食感でかなりイケる。

割とあっさりした味ではあるものの、後から貝特有の海の香りが追いかけてくる。

あっさりしているので塩で食べるよりわさび醤油で食べるのがオススメ。

つぶ貝の天ぷら 980円

何か揚げ物食べたいね、何食べたい?と話をしていると、偶然2人の意見が一致したのがつぶ貝の天ぷらだった。

私の知っている回転寿司の薄いつぶ貝ではなく、大ぶりの厚みがあるつぶ貝に衣をまとわせて揚げた天ぷら。

これがまた弾力のある食感で面白くて美味しい。

こちらは塩をちょびっとつけて食べることで、つぶ貝の甘味を引き出してくれる。

スイカに塩をかけて食べる的なやつだ。

このタイミングくらいで注文した貝蒸し。

どれが私たちの貝蒸しなのかとワクワクしながら調理風景を観察。

このお店の特等席は今回座ったカウンター席の奥で決まりだ。

貝蒸しのテーブルセッティング中に堪らず頼んだのが日本酒。

まず最初に頼んだのが仙介だ。

仙介 1合1200円

メニュー表にグラスの値段しか書かれていないため値段は不確か。

注文する時は画面に値段が表示されるのでご安心下さい。

すっきり飲みやすい仙介は私のお気に入りだ。

しかし、その飲みやすさ故にスイスイ飲んじゃって酔ってしまう危険性も高い。

貝蒸し Mサイズ3980円

そなんこんなで待つこと数十分。

やっと主役の登場だ。

このお店の名物である貝蒸しは数種類の貝を1つの鍋で蒸し、豪快に食べていくメニュー。

圧巻のビジュアルも去ることながら、貝1つひとつの美味しさにも驚くこと間違いなし。

帆立や牡蠣、はまぐりなどざっくりとしかわからないが、旨味が凝縮しているので劇的に美味しいことはわかる。

つけダレは3つ用意されており、左から辛味噌、ニンニク醤油、ポン酢とバリエーション豊か。

貝によってタレを変えれば良いと思うが、どれが合うのかは正直わからない。

何かオススメ表みたいなのがあれば嬉しいなって感じたのは私だけではないはず。

そんなことを言いながらもお店に来る人の9割以上が頼む貝蒸し。

貝好きなら1度は食べた方が良いと断言できる美味しさだ。

奥播磨 1合1200円(不確か)

おかわりしたのは、しっかりとした旨味を感じる奥播磨。

こちらも最近好きになった銘柄の1つ。

貝料理との相性もよく、こちらもスイスイなくなっていった。(悲しい)

さざえのなめろう 980円

その素敵なネーミングから絶対に頼まないととなったなめろう。

さざえの渋さを海苔がうまくまとめている味付けはまさに日本酒のアテ。

ちまちまつつきながらちびちび日本酒を飲む。

こりゃ乙だ。

五(ピンク) 1合1500円(不確か)

五と書いてファイブと呼ぶハイカラな無濾過原酒。

初めて飲むタイプの日本酒で香り・味ともに結構気に入った。

飲み口は軽いものの重厚な旨味が後から追ってくる。

これも美味いぞ。

ぞうすい 1人前450円

貝蒸しには〆をつけることができる。

その選択肢は2択になっており、今回頼んだぞうすいかラーメンだ。

ここで私は声を大にして言いたい。

貝蒸しの〆は絶対にぞうすいだ!ということを。

だって貝から出た旨味を余すところなく食べるなら、お米に吸わせて食べるが一番効率的だし相性も抜群だからだ。

ここで

え〜、私、ラーメンがいいな〜♡

なんてことを言う女とは絶対に気が合わない。(向こうも同じこと思ってるよ)

なんなら無視してぞうすいを頼んでしまうと思う。

え〜、私はラーメンがいいのに〜(怒)

とか言われても俺は絶対に折れないね。(知らんがな)

貝蒸しの〆にラーメンを頼んでしまうような女はどうせ

え〜、ぞうすい最高なんだけど〜。やっぱりなすさん好き♡

と食べたら美味しくてそう言うに決まっている。(そうとは限らないが)

おっと危ない危ない。

日本酒の飲み過ぎで私の勝手な偏見が爆発してしまうところだった。

しかし、この私に一軒目で〆のぞうすいまで食べさせるなんて、この店恐ろしいな。

今回は食の好みが合う後輩で良かった。

ホッと胸を撫で下ろし会計を済ませる。

階段に気をつけながらお店を後にする足取りは、いつもより軽く感じた。

うん。私は今ご機嫌だ。

「シェルハラ」行ってみた感想

ちょっと泣けるくらいに良いお店だった。

とにかく何を食べても美味しい。

何を飲んでも美味しい。

接客も良いし、注文がスマホからできるのも良い。

お店のキャパも良いし雰囲気も良い。

普通の飲み会や友人とのサシ飲みではなく、デートや大事な場面で使う方が良いかも。

その理由は決して安くないことと、さくっと飲みに行くところではないからだ。

まぁでも値段に見合うクオリティであることは間違いないから、高いではなく安くないという表現が適当だと感じた。

うん。我ながら良い表現だな。

ごちそうさまでした!!

「シェルハラ」詳細

【 住所 】兵庫県神戸市中央区北長狭通2-9-9 デザフィオサンコービル 2F GoogleMap

【 電話 】078−391−3720

【営業時間】火〜土 17:30〜3:00 日祝 17:30〜22:00 

【 定休日 】月

【 席数 】14席

【 喫煙 】全席禁煙

【支払方法】現金、カード可

7月19日現在の情報につき変更されている可能性があります。

行かれる際は公式HP、SNSでの確認をお願いします。

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